長岡ボードゲーム愛好会 8/7

突発的な開催だったので、4人でのクローズ例会となりました。


「ハムスター大相撲」

まずはアダチさん持込のアクションゲームからスタート。
土俵の下に磁石のついたスティックを差し込んでハムスターの力士を操ります。
サイコロの出た目によって、大関と試合を行うか、練習するか、エサを食べます。
磁石を水平にしてくっつけていないと磁力が働かないので、そういったところでのテクニックはあるのかもしれませんが、ガチの勝ち負けになるにはそれこそかなりの修練を必要とするでしょう。
テンデイズテレビでのプレゼンのおかげで一躍話題のタイトルとなりましたが、基本的にはバカゲーというか出オチゲーという扱いでいいんですよね。
自分は未熟なのでバカにはなりきれず。
最初に5勝した圭くんの優勝。


「スカベンジャー」

残飯を1個取れれば勝利という状態で手札にウサギ、ネズミ2枚、イタチ、クマとあったので勝利を確信。
うまくいけば同じくあと1個だった圭くんを妨害して単独勝利もありえるなどとほくそ笑んでいましたが、慢心しすぎてウサギの跳躍による手番ずらしを行わなかったため、最後にyさんのにわか雨でネズミを除去されて必要な残飯が取れず。
結局はクマでキャンプを守りきった圭くんの単独勝利となりました。


「K2」

夏山を悪天候でプレイ。
先に登頂したアダチさんが下山しきれずに遭難。
yさんと圭くんはプレイヤーは登山家1人を登頂成功させ、もう1人も同じ高さまで登らせて同点だったため、先に登頂したyさんの勝利となりました。
悪天候だと中腹でもけっこう体力を削られるので、テントをどこに設営するか悩ましいですね。


「ケイオス・イン・ジ・オールドワールド」

ウォーハンマーの世界で邪神となり、人間世界を汚染して殲滅することを目的とします。
4つの邪神それぞれの能力や勝利条件へのアプローチが異なるところが特徴的。
得点が50点に到達するか、ある条件を満たすと進めることのできる邪神ダイアルを回しきれば勝利しますが、イベントの発生するオールドワールドカードがすべてめくられるまでに人間世界を殲滅できなければ、プレイヤー全員が敗北となります。
自分はスラーネッシュを、yさんがナーグルを、圭くんがコーンを、アダチさんがティーンチを担当。
血の神であるコーンは敵のフィギュアを倒すことで邪神ダイアルを進めることができますが、カードの効果などでティーンチを効果的に攻撃することができず、そのしわよせでスラーネッシュが攻撃対象になってしまい、邪神ダイアルの進行で遅れてしまいました。
しかたがないので得点での勝利に切り替えましたが、すでにナーグルの汚染トークンが大量にばらまかれており、地域の殲滅によるポイントをほとんど独占したナーグルが50点に到達して勝利。
アクの強い世界設定や強力なカードの効果にも関わらず種族間のバランスが取れているので、弱者を叩くことで勝利するような展開にはなりませんが、攻撃性の強いマルチゲームということで好き嫌いは出てしまうでしょうね。
新しい邪神としてホーンドラッドが追加される拡張が出ますが、現状では日本語版が発売される可能性が低そうなのが残念。


「ゴア」

テンデイズが開店した頃に店頭で購入してからずっと積んだままになっていました。
大航海時代におけるインドの植民地での香辛料の貿易がテーマで、システムは拡大再生産系。
手番ごとのアクションでは、船、香辛料、資金、カード、植民のいずれかの能力を使用するか、必要とされる香辛料と船を支払うことで能力のレベルアップを行います。
より効率良くアクションを行うために、どの能力をどの順番でレベルアップしていくのかを考えるのが悩ましくもあり楽しくもあり。
アクションラウンドの前に行われる競りでリソースを獲得でき、それに応じて展開が変わってくるので、プレイヤーの戦略が固定化されないのも好印象。
能力を均等にレベルアップしていけば追加アクションカードももらえるのですが、
先をあまり考えずに香辛料を取ったため、とりあえず手持ちのリソースでレベルアップできそうな香辛料とカードの能力に特化。
資金を取るアクションを行わなかったので後半は競りにほとんど参加できませんでしたが、他のリソース不足はカードの効果でなんとか補うことができました。
香辛料とカードのレベルを最大限まで上げ切れたので、思ったよりもレベルでの得点差がつかなかったこともあり、手持ちに残したカードの得点で指し切って勝利。
他のプレイヤーとの関わりは競りの部分くらいでソロプレイ感が強いですが、それが気にならないくらい面白かったです。
購入してから1年間も寝かせていたのはもったいなかったですね。


フィレンツェ

手番ごとにカードとその上に乗ったレンガを獲得して塔を建築し、色と高さが一致した依頼を達成することで得点します。
終盤にもっとも得点の高い紫の塔の建築を開始したところ、密輸業者を使ったyさんに倉庫にあった紫レンガを交換されてしまい、それならこちらも錬金術師で袋から紫レンガを取ればいいかとあたりを見渡したら、すでにすべての紫タイルが場に出てたという。
結局建設が継続できなかったペナルティで塔が半壊してしまい、しかたがなく予定よりも低い高さで依頼を達成することになったため、紫の塔での優勢ボーナスが取れず、その得点分でトップのyさんに追いつけませんでした。
カードの効果が強すぎるという意見もあるようですが、それがないと塔の建設が予定調和すぎるような気もするので、自分はこれくらいの方が好み。
プレイしてもらった人には概ね好評ですし、もう少し評価されてもおかしくないタイトルだと思うのですが。