ケイオス・インジ・オールドワールド:ホーンドラット拡張FAQ

ホーンドラットFAQ

エラッタ

ナーグルの混沌カード「腐敗」

このカードの文章は、「あなたがこのカードをプレイした場合、この地域から敵の汚染トークンを1つ取り除き、その後でこの地域にあなたの汚染トークンを1つ置く」と読む。


全体的な質問

Q:ホーンドラットがプレイされる場合のオールドワールドデッキは何枚になるのか?

A:ホーンドラットがいるかどうかに関係なくオールドワールドデッキは以下の枚数になる。
・3人プレイ:8枚
・4人プレイ:7枚
・5人プレイ:7枚

Q:追加のスケイブトークンはホーンドラットがプレイされない場合でも使用できるのか?

A:いいえ。追加のスケイブトークンはホーンドラットがプレイされる場合のみ使用できる。

Q:12を超えるパワーポイントを獲得できるか?

A:いいえ。パワーポイントは邪神シートにあるマスの数で制限される。

Q:コーンの混沌カード「髑髏拾い」の上から滅殺されたフィギュアを召還できるか?

A:いいえ。「髑髏拾い」上の滅殺されたフィギュアは終了フェイズの開始時まで留め置かれる。その時点でボードから取り除かれ、プレイヤーのストックに戻る。


混沌カード

Q:コーンの混沌カード「突撃」でただちに戦闘を行うとあるが、これは戦闘フェイズと意味するのか?

A:いいえ。「突撃」はその地域で戦闘を行うわせるものの、それは戦闘フェイズではない。プレイヤーは召還フェイズを中断してその地域の戦闘を解決する。戦闘が終了したら、召還フェイズのナーグルの手番に移行する。これは戦闘フェイズではないため、戦闘フェイズで発動するカードの効果は適用されない。

Q:ティーンチが混沌カード「青の筆記者」をプレイしてその地域からワープストーンや魔力シンボルが2つある地域に汚染マーカーを移動させた場合、ティーンチはダイアル進行カウンターを受け取れるか?

A:はい。しかし、これはティーンチが自分の汚染マーカーを移動させた場合にのみ受け取れるものである。ティーンチが他のプレイヤーの汚染マーカーを移動させることで、そのプレイヤーのダイアル進行カウンターの条件を満たしても、そのプレイヤーはダイアル進行カウンターを受け取れない。

Q:ティーンチの「変異の汚名」にある置き換えとはどういう意味なのか?

A:これは単純に入れ替えるという意味で、召還/配置/移動としては扱わない。
例えば、エンパイアにブラッドレター1体、リーパー3体、アコライト2体がいる。ナーグルが先に「早まる腐敗」をプレイしている。続いてティーンチがエンパイアに「変異の汚名」をプレイした。ティーンチはカードの効果をブラッドレターに適用したので、ブラッドレターはコーンのストックに戻され代わりにブラッドスォーン2個がエンパイアに置かれる。これは召還/配置/移動ではないのでナーグルに勝利ポイントは入らない。

Q:ティーンチが混沌カード「召集」で3体のフィギュアを移動する場合いずれか1つの地域からになるのか?

A:はい。このカードでティーンチがプレイした地域に移動させる3体までのフィギュアはすべて同一の地域からでなくてはならない。

Q:スラーネッシュはパワーマーカーがゼロになっている場合でも「根源の祭り」によりパワーを受け取ることができるか?

A:はい。プレイヤーのパワーがトラックのゼロのスペースにある場合は、そのプレイヤーの手番はスキップされる。なんらかの効果でプレイヤーがパワーを獲得してゼロでなければ手番はスキップされない。

Q:スラーネッシュが混沌カード「快楽の庇護」を同じ地域に2枚プレイした場合、防御値は4倍になるのか?

A:はい。

Q:ホーンドラットの混沌カード「数の暴力」と「鼠の大群」は似た文章だが、それが意図する効果は何なのか?

A:これらのカードいずれかが地域に存在する場合、ホーンドラットはその地域にある1人1人のプレイヤーより多い数のフィギュアを持つ必要があるだけである。召還フェイズを通して何度か変更される可能性はあるものの、
この効果は条件が満たされている間はラウンドを超えても持続される。
たとえば、3人プレイで、ホーンドラットがノーシャに「数の暴力」をプレイしている。この地域には現在クランラット2体とブラッドレター2体がおり、スラーネッシュはフィギュアを置いていない。カードの効果を発動させるにはホーンドラットが他のプレイヤーそれぞれに対してより多くのフィギュアを置いている必要がある。この状況ではコーンより多くのフィギュアを置いていないので「数の暴力」は効果を発動しない。


アップグレードカード

Q:コーンのブラッドレターのアップグレードにおいて、ブラッドレターと同じ地域にいる滅殺したフィギュアごとに2勝利ポイントが入るのか?

A:はい。あなたのブラッドレターが1体でもいる地域で滅殺したフィギュアごとに2勝利ポイントが入る。これは同じ地域で複数回行われてもかまわない。
Q:ナーグルのアップグレード「腐敗の行列」がプレーグベアラーのアップグレードと同時にプレイされている。戦闘フェイズに5体以上のカルティストがいる地域でプレーグベアラーが滅殺されたことにより2個以上の腐敗トークンが置かれたら、ナーグルはダイアル進行カウンターを得られるのか?

A:はい。フィギュアにヒットが適用された場合、フィギュアは横倒しにされる。フィギュアは戦闘終了まではボードから取り除かず、その地域にはフィギュアがまだ残される。質問の状況において、いくつかのカルティストが滅殺されたとしても、まだ5体以上のカルティストがその地域にあるものとされる。プレーグベアラーが複数滅殺されたらその分だけ腐敗トークンが置かれ、その領地は人口集中地域と見なされているので、ナーグルはダイアル進行カウンターを1つ受け取る。その後で滅殺されたフィギュアはボードから取り除かれ、カルティストが5体未満になっていれば人口集中地域とは見なされなくなる。

Q:ティーンチがアコライトカルティストのアップグレード効果を使用するタイミングは?

A:各地域において、すべてのヒットが適用され十分なヒットを受けたフィギュアが横倒しにされても、その地域におけるすべての戦闘ダイスが降られるまでは取り除かれない。すべてのヒットが適用された後、ボードからフィギュアが取り除かれる前に、手札からカードを1枚捨てることで滅殺されたカルティスト1体を復活させることができる。

Q:ティーンチが「神秘の無効化」を使って他のプレイヤーの混沌カードの上にプレイした場合、前のカードの効果を無効にするとともにティーンチのカードの効果も適用されるのか?

A:はい。ティーンチのカードも効果を適用される。上にカードをプレイされたカードの効果は無効になり、ティーンチの混沌カードは空いているスペースにプレイされたように扱われる。

Q:ティーンチが「神秘の無効化」を使って、ホーンドラットが追加でプレイした混沌カード(「十三人の魔王評議会」アップグレードによる)の上にプレイすることはできるのか?

A:いいえ。「神秘の無効化」ではいずれの地域でも2つのカードスペースの混沌カードの上にのみプレイすることが許される。

Q:ティーンチのロード・オヴ・チェンジがプレイされている間、他のプレイヤーの効果(たとえば「殺戮の生贄」)によってロード・オヴ・チェンジが召還された場合にもワープストーンをその地域に置くことはできるか?

A:いいえ。ロード・オヴ・チェンジのアップグレードではあなたが召還したときと述べられている。ティーンチがロード・オヴ・チェンジを召還(通常の召還でも混沌カードによるものでも)した場合は、その地域にワープストーンを1つ置くことができる。もし他のプレイヤーにロード・オヴ・チェンジが召還されたのであれば効果は発動しない。

Q:ティーンチのホラーのアップグレードがプレイされている間、ホラーを召還するために魔法シンボルのある混沌カードをプレイし、そのホラーにプレイした混沌カード(たとえば転移門)の効果を適用できるのか?

A:いいえ。カードがプレイされた時点ではホラーはその地域に存在していないので、そのカードの効果の対象にはならない。



Q:クランラットカルティストのアップグレードがプレイされている間、「灰色の預言者」をプレイした場合は何体のクランラットを召還できるのか。
A:合計で3体のクランラットを召還できる。

Q:ホーンドラットが「地下帝国」アップグレードをプレイしていれば、ホーンドラットプレイヤーが殲滅された地域から自分のフィギュアを隣接する1地域に移動するのはどのタイミングになるのか?

A:殲滅のチェックとその地域における殲滅者に勝利ポイントを加えた後の混沌汚染フェイズの間にホーンドラットは「地下帝国」を使って自分のフィギュアを移動させる。


オールドワールドカード

Q:オールドワールドカード「オークとゴブリンの大部族襲来」がオールドワールドトラックにあり、ナーグルの混沌カード「息苦しい悪臭」がその地域にある間、戦闘フェイズにおけるその地域でのダイス計算をする場合にどれから効果が発動するのか?

A:オールドワールドカードは他のいずれの効果より前に適用される全体効果である。上記の状況では、「オークとゴブリンの大部族襲来」によってすべてのプレイヤーは戦闘フェイズにおいてダイスが1個に減らされる。その後で、「息苦しい悪臭」によってその地域ではナーグル以外のプレイヤーはダイスがゼロに減らされる。

Q:オールドワールドカード「有角スケイブンの取り分」がオールドワールドトラックにある間にホーンドラットプレイヤーがアップグレード「十三人の魔王評議会」を使ってすでにカードが置かれている地域に追加でカードをプレイすることはできるのか?

A:はい。アップグレード「十三人の魔王評議会」によってホーンドラットプレイヤーにカードスペースが埋まった地域に混沌カードを1枚プレイすることが許される。「有角スケイブンの取り分」がプレイされていれば各地域のカードスペースは1つになるが、ホーンドラットは追加の混沌カード(この状況では2枚目の混沌カード)をプレイすることができる。

Q:オールドワールドカード「武装化の呼びかけ」がオールドワールドトラックにある間にモルスリーブセットのナーグルのリーパーのアップグレードがプレイされている場合、リーパーが1体だけいる地域で置かれる汚染トークンはいくつになるのか?

A:基本ゲームのルールブックの26ページでも述べられているように、不可能な効果が可能な効果に勝る。上記の状況では、リーパーは通常では汚染トークンを1つ置くが、「武装化の呼びかけ」によってゼロに減らされる。リーパーは汚染トークンを置くことができなかったためアップグレードの効果は発動しない。