新潟県央ボードゲーム会 4/1

「ウォルナットグローブ開拓史」

3人プレイ。
今までさんざんプレイしてきたのに、セットアップで茶色のキューブを1個配置するのを初めて知りました。
強引に使用人を増やす展開に持っていったら、黄色のタイルがぜんぜん引けずに慢性的な食糧不足に。
資源を売ったコインで食料を払ってなんとかしのぐ状態で得点にからむタイルもまったく取れず、生活保護タイルも1枚残してしまって、9点というあり得ない結果に終わりました。
STBさんが33点で圧勝。


「フィンカ」

はむさんが到着して4人プレイ。
3人プレイに比べると果物がバーストしやすく、自分も果物タイルを取る寸前でストックを枯らされて痛い目に遭いました。
僅差ではむさんの勝利。


「ウォルナットグローブ開拓史」
4人プレイ。
お昼までもう少し時間があったので再戦することに。
今回は先ほどの反省を活かして場に合わせた戦略を取って1点差で勝利。
ルールだけですと生活保護タイルを返済するタイミングがあいまいなのですが、返済はアクションとアクションの間にのみ行えるそうです。
それも含めて「部屋とボードゲームと私と酒と泪と男と女」さんにあるFAQの和訳が参考になります。
http://sites.google.com/site/jun1sboardgames/blog/files


「ハワイ」

4人プレイ。
最近のユーロゲームの中ではお気に入りなのでリクエストさせていただきました。
タカハシさんが槍の小屋とKU神を集め、赤いチップを取るごとに5点ずつ得点する体制となり、序盤からどんどん得点を稼いでいく展開。
島タイルの得点などでできるだけ離されないようにしていましたが、貝の収入を増やすタイルを取っておらず徐々に資金力がショートしていったため、追いつくのがかなり厳しい状況に。
しかし最終ラウンドでは一番下のカフナを埋めたことによる貝3個の収入で最後の列に小屋を置くことができ、ボード上のすべての得点を獲得することで逆転勝利となりました。
カフナに置かれた価格チップが2だったのがラッキーで、それ以外だったら勝機はありませんでした。


「ブロッカーズ

4人プレイ。
「アップタウン」のリメイクということですが、コンポーネントに違いはまったくなくルールだけの改定なので、「アップタウン」でも同様にプレイが可能。
アタックで他のプレイヤーのタイルを取り除いたときに手元に持ってくるのは同じですが、それが各色1枚まではマイナス1点のままで、同じ色のタイルが増えるごとにマイナスが加算されていきます。
最初にルールの説明をちゃんと聞いていなかったため、単にタイブレークでの変更だと思い込んでおり、今までどおりに連続したタイルを1エリアだけにしようとひたすら相手のタイルをアタックしていたのですが、途中からそれが間違いであることが判明。
「アップタウン」ではエリアの数だけがマイナス得点でしたが、アタックによって受け取ったタイルも同等のマイナス得点として加算されるというのがリメイクの趣旨なのです。
ゲーム終了時には1エリアで終わらせたものの、アタックしたタイルがマイナス3点で合計マイナス4点となり、アタックをまったくせずに4エリアだったタカハシさんと同点に。
タイブレークになった場合はアタック数が少ない方が勝者となるため、タカハシさんの勝利となりました。
勘違いはあったものの、確かにこのルールの方が戦略に幅が出ますしバランスが取れていますね。
今度から「アップタウン」をプレイするときには、このルールでプレイしようと思います。


プエルトリコ
4人プレイ。
8年ほど前に初めてHBCに参加したときにルールも展開もよく把握できていないままボコられたのがトラウマになって、それ以降まったくプレイしていませんでした。
他のプレイヤーは十分にプレイ経験があったので、ゲームを壊さないよう気をつけながらのプレイでしたが、トウモロコシの出荷戦略でなんとか人並みの得点になったので一安心。
先行するSTBさんをはむさんとの連携で止めたタカハシさんが、最後は大きな建物の得点で抜け出して勝利。
当時はハロプロにどっぷりと浸かっていてボードゲームも年に1〜2回とゲーム感がまったく取り戻せていない状態でのプレイでしたが、ゲーム慣れした今こうやってプレイしてみると、複雑すぎず無駄のない完成されたシステムで、ある程度の方向性さえ説明してもらえれば初見でも十分プレイできるゲームだというのがようやく理解できました。
この世界にいる以上は避けて通れないビッグタイトルなので、無用な呪縛から開放されてよかったです。


「ナビゲイター(拡張入り)」

4人プレイ。
自分とSTBさんがそれぞれ持ち込んでいたこともあってプレイすることに。
せっかくなのでspielbox最新号の付録だった拡張をカードを使用させてもらいました。
拡張は海賊と外交官それぞれ3枚のカードで、これらは恩恵アクションでトークンを取る代わりに船や労働者を支払って獲得できます。
使用して裏返されたカードも恩恵アクションで表に戻されて再び使用できるようになります。
海賊は市場アクションで船を置いてあるエリアの未取得の植民地を使用することができ、またゲーム終了時の船の得点がカードごとに1点増えます。
外交官は市場アクションで他のプレイヤーの植民地や工場を使って収入を得ることができ、カードごとに労働者の得点が1増えます。
とりあえず海賊カードを獲得し、砂糖の植民地の利用と独占を狙いましたが、上家2人に介入されて早くも戦略の変更を余儀なくされました。
他のプレイヤーが植民地を取り合っているなか、タカハシさんはひたすら工場を購入して収入力をアップさせていきます。
自分も外交官によりタカハシさんの工場を利用して得た収入で教会や造船所を購入しますが、いずれも他のプレイヤーと分け合う形となって得点が伸びず。
最後はすべての建物が枯渇してゲームが終了し、航海戦略のSTBさんとタカハシさんが104点で同点となって、航海王子カードを持っていたSTBさんの勝利。
自分も100点、はむさんも97点と全員がいい勝負だったので面白かったです。
ちなみにSTBさんはカードを1枚も取らず、他の3人が海賊と外交官を1枚ずつ所有。
拡張カードは基本的なゲームの展開を大きく変えるものではありませんが、トークンが取られた後でも恩恵アクションが無意味にならなくなるので、これはなかなか良い改善策であると感じました。
船や労働者の得点がアップするのも終盤での手詰まり感を緩和してくれると思いますし、自分的には拡張カードの使用をお薦めしたいですね。