中島ボードゲーム会 5/20

「セブンナイト」

参加キャンセルなどあって午前中はイイハマさんと2人ということで、まずはゲームマーケットの新作を。
デザインは「シャドウハンターズ」の池田氏です。
出したカードの数字だけ花畑の列で妖精を移動させ、移動先の花畑に出したカードを置きます。
すべてのカードを置ききったら、「バトルライン」のようにカードの数字の合計が大きい方が花畑カードを獲得。
獲得した花畑カードの多いプレイヤーが勝利します。
美麗なアートワークとは対照的に、ゲーム自体は詰め将棋のような悩ましい読み合いが楽しめました。
2戦して1勝1敗。


ブルゴーニュの城」

自分の中では2人プレイでの定番ゲームですね。
6ヘクスの建物エリアを2つとも埋められたのと、売却した商品の種類で得点できる知識タイルにより、211点対184点で勝利。


「樹ブロック」

2人プレイ。
こちらもゲームマーケットの新作。
ダイスの目で指定された木製ブロックを積んでいくバランスゲーム。
決められた枠の中で高く積んでいくグライヴィッツタワーと、ダイスの目によっては枠を1マスはみだすように積まなければならないメトロポールパラソルをプレイ。
3種類の木材はそれぞれ重量がちがうなど、いろいろこだわりがあるようです。


「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」

4人プレイ。
茶介さんファミリーが到着。
息子さんのシン君からのリクエストがあり、自分はインスト役にまわって基本ゲームだけでのプレイ。
全員が初プレイだったため、序盤はアクションのボーナスやカードの効果を覚えることでいっぱいいっぱいでしたが、自分がその都度説明に回ったこともあり、中盤からはアイコンにも慣れてきて、とりあえずはゲームとして成立したのでよかったです。
全員が同時に12枚のカードを場に出してゲーム終了となり、コスト6の発展カードで得点を稼いだ中学生のセツノちゃんが勝利。
小学4年生のシン君にはまだルールが複雑だったようで、ちょっと消化不良のようでした。


「魔法のラビリンス」

4人プレイ。
分かりやすいゲームで息抜きをしようということで、2009年子供ゲーム大賞のこれを。
引き続き自分はインストです。
ダイスの目だけコマを進めて、最初に5個のアイテムを集めたプレイヤーが勝利するというシンプルなゲームなのですが、ボードの下には迷宮が隠されており、見えない壁を越えて移動すると磁石でくっついている鉄球が落ちてしまいます。
鉄球が落ちれば魔力を失ったということで、スタート地点に戻されてしまいます。
これは子供だけでなく大人も楽しめるギミックで、お子さん2人の食いつきもかなりよかったですね。


「ナイアガラ」

5人プレイ。
こちらは茶介さんからのリクエスト。
自分もプレイするのは久しぶりになりますが、滝つぼにカヌーが転落していくコンポーネントからパーティーゲーム的な要素が強いかと思いきや、けっこうガチゲーだったのは自分でも驚き。
ドイツゲーム大賞受賞は伊達ではありません。
全員が同時にパドルタイルを公開してカヌーの移動を行い、川岸の宝石を拾ったら、もっとも小さかったパドルカードの数値だけ川が流れます。
天候によっては川の流れがより激しくなったりもします。
すべてのタイルを使いきるまで戻ってこないので、誰がどのタイルを使用したのかカウンティングしておくことも重要。
本来ならば流れに任せて川を下り、宝石を拾ったらパドルを漕いで戻ってくるべきところを、何も考えずに大きいパドルタイルで川を下ってしまい、滝の直前から戻れなくなってしまいました。
イイハマさんがオレンジの宝石を3個集め、あともう1個で勝利という状態になったため、茶介さんが自分のカヌーから宝石を強奪し、代わりに自分が採石場から取ることでオレンジの宝石を枯らすことで阻止。
自分がシン君から4種類目の宝石を強奪して勝利まであと1種類となったところで、川の流れを読みきって目標の採石場にカヌーを停めることに成功。
自分から強奪できるプレイヤーもいなかっため、無事に船着場に持ち帰って勝利。


「ズーロレット」

3人プレイ。
セツノちゃんからのリクエストがあったのですが、シン君はどうしてもやりたくないということで、これと「ドラコ」の卓に分かれることに。
小学生男子の目には動物集めというテーマは惰弱にしか映らなかったのでしょう。
実は自分も「コロレット」と「アクアレット」があればファミリー色の強そうな「ズーロレット」は必要ないかなと思っていた時期があったのですが、buqbuq diaryさんで「ズーロレットの魅力について」という記事を読んでからマネージメントゲームとしての側面に興味が湧いてきたところ、ちょうどサークルサミットの交換会で入手することができ、現在は小箱の拡張を3個とも購入しております。
セツノちゃんには「象がほしい、パンダかわいい」と楽しんでもらえたようですが、それだけではゲームとしての面白さが十分に伝わらないので、欲しいものは取られて欲しくないものは押し付けられるというコロレットシリーズでの悩ましさを、え゛ーっという絶叫とともに味わってもらいました。
檻を埋める得点ではイイハマさんに負けていましたが、小屋の動物でのマイナス点がなかったおかげで自分の1点差勝ち。


「ドラコ」

手負いのドラゴンと3人のドワーフによる死闘。
カードをプレイしてアクションを行うのですが、K2のデザイナーだけあってカードマネージメントのバランスが絶妙です。
シン君と茶介さんでプレイ。
単純な殴り合いではないのと、モンハン世代へのテーマ的な訴求力もあり、2人ともかなり気に入られたようで購入も検討とのこと。
茶介さんファミリーが帰られてから担当入れ替えで2戦しましたが、いずれもかなりの接戦となり、イイハマさんにも高評価でした。
年末くらいに拡張でトロールとエルフが出るそうなので楽しみです。


「ヴォーパルス(ヴィシャス入り)」

2人プレイ。
「ヴィシャス」を入れては初プレイ。
建物の選択を間違えてしまい、密輸船で得点を稼がれて負け。
最終ラウンドに夢追いを残しておけば、もう少し詰められたかも。