サークルサミットin新潟 4/30


NBGCのタカハシさんの主催によりアオーレ長岡新潟県内のボードゲームサークルが一堂に会するオープンゲーム会が開催されました。
残念ながら魚沼ボードゲーム会のやつさんは仕事で不参加でしたが、NBGC、OASE新潟、新潟県ボードゲーム会、長岡ボードゲーム愛好会と4サークルのメンバーのほか、ゲストのバネスト中野さんや北陸からも参加いただき、最終的に30名近くが集まる盛況ぶりでした。
自分はおまいつなので、ほとんどのサークルメンバーとはゲームでの親交があったのですが、長岡市および周辺在住の初めて参加された方と交流ができたのがありがたかったです。
4月にオープンしたばかりのアオーレ長岡隈研吾氏の設計による外観・内装とも木を使った斬新なデザインが特徴的で、こういったイベントにはうってつけの会場でしたが、長岡市民からすると、大して集客もない場所にムダな箱物を作ったなあと思わなくもなかったり。


「チューブに乗って(メトロでGO)」

とりあえず1卓担当することになったのですが、ほとんど重めのゲームしか持ってこなかったため、地味だなあと思いながらもこのゲームを。
原題は「On the Underground」とそのままでは言いにくいのは分かるのですが、邦題のいずれもが今イチなんですよね。
ロンドンで地下鉄といえば「けいおん!」の劇場版ということで、HTTメンバーが宿泊したホテルだとか、最後にライブをやった場所だとか、あずにゃんが靴擦れした駅だとかボード上でいろいろ説明できるのですが、今のところムダ知識に終わっております。
今回は4人プレイなので、1人が2路線ずつを担当。
手番でやることは基本的に線路を4本引いていくだけで、国鉄との乗換駅や終着駅に路線を引くことで得点します。
線路を引き終わったらボード上の乗客が、最初は快速の目的駅、次に各停の目的駅と移動していき、そのときに利用された路線ごとに得点が入ります。
得点が細かく入っていくので差が付きにくく大きな盛り上がりはありませんが、路線引きだけで言えば「乗車券」よりも面白いと思います。
乗客の移動経路の確認にちょっと手間取ってしまうのが難点ですが。
中央に黒の路線を引いていき、環状線を作ることで内側の駅の数だけ得点になるボーナスを狙いますが、さすがに2人がかりで止められてしまい、それまでの路線が得点にからめずに相田さんに1点差負けでした。


「アリアラ

4人プレイ。
お昼までまだ少し時間があったので、短時間でプレイできるこのゲームを。
フランスのガロンヌ運河を完成させるのが目的。
アクションポイントを消費して、労働者を配置・移動させていき、運河の1区画がすべて労働者で埋められるともっとも多くの労働者を配置したプレイヤーに得点が入ります。
独特なのは1位が同点の場合は2位のプレイヤーに得点が入ることと、他人の労働者であっても移動させることができることで、どういった労働者の配置が定石なのかが把握しきれず、下家の小泉さんが運河を完成させる手助けばかりしてしまいました。
終盤に特殊な運河敷設を2つ建設して多少差はつめたものの、1回も運河の完成では得点できずに3位。


「ブラス」

以前からyskさんがプレイ希望されていたので4人プレイ。
「産業の時代」に比べると細かいルールも多く、どの建造物から得点していくのかといった戦略も初見では掴みにくいため、自分以外の3人が初プレイの今回はほぼインストプレイといった様相になりました。
案の定というかバーケンヘッドでの造船所の建設ルールをうまく伝え切れませんでしたし、終盤に資金が枯渇してほとんどアクションができない状態のプレイヤーも続出。
自分もランカスターやプレストンの優先配置ルールなど細かいところを失念していましたし。
そういった意味では、今回のようなイベントでやるゲームではなかったなあと反省しております。
自分的にはワレスのゲームでは一番面白いと思っているので、yskさんやyoshyさんとは近いうちに再戦したいですね。


カロム

彦根市限定でかなり普及しているというビリヤードとおはじきを足したようなゲーム。
自分とタカハシさん、林道さんとyoshyさんのペア同士で対戦しました。
順番に自分のエリアからパックを指ではじき、四隅にあるポケットに同色のパックを落とせば連続してショットすることができます。
盤外にパックが出てしまったり、自分のパックをポケットに落とすとファールとなり、ポケットに落としたパック1個が盤の中央に戻されます。
自陣営のすべてのパックを落として最後にジャックをポケットに入れたペアの勝利。
コマをはじくのにちょっとした慣れやスキルが必要なので、同じようなおはじきゲームの「カタコンベ」でアーチャーとして活躍したことのある林道さんが有利かと思われましたが、ペアのyoshyさんがショットできない自分のエリアにパックが集中してしまってなかなかポケットに落とせない状態に。
タカハシさんが堅実なショット決めていってくれたおかげで、自分がほとんど活躍しないままでも勝利することができました。
専用の競技盤がちょっと高いので、なかなかプレイする機会はないと思いますが、子供から大人まで一喜一憂しながらわいわい楽しめるゲームでした。


「フラッシュ」

せっかく大勢の参加者がということで全員でプレイできるパーティーゲームを。
1つのお題から連想する単語を1分以内に8つ書き、同じ単語を書いた人数がそのまま得点となります。
自分しか書かなかった単語は0点。
今回は賞品としてゲームを提供していただいたバネスト中野さんと同じ単語を書いたら3点という特別ルール。
中野さんの出したお題は「新潟」ということで、「コシヒカリ」「雪」「朱鷺」「田中角栄」あたりが高得点。
自分は8つの単語すべてが得点となり、同着1位ということで「サーカス・マキシマム」をいただきました。
同じく1位の人も長岡市なのですから、これは新潟を体現しているのは新潟市ではなく長岡だと言い切ってもよいのではないかと。
最近は人狼など多人数ゲームを回避する傾向にありましたが、たまにやる分にはなかなか面白いですね。


「ブラフ」
6人プレイ。

最初にかなり強引にしかけたブラフが通ったことに気をよくして、その後もブラフを仕掛け続けたら、下家の中野さんに看破されまくって即死でした。
ルール和訳の網@TGWの「ブラフ」のリンクから「ボードゲームギークゲーム」の和訳がダウンロードできるのは豆知識。