越前市ボードゲームの会

「トリックマイスター」

基本ルールは非常にシンプルなトリックテイクですが、ラウンドごとに使用されるルールカードによって切り札が変わったり、取るとマイナスになるスートが出てきたりで、カードの強さがまったく変わってしまいます。
これは巷での高評価も納得の面白さでした。
よしなりさん曰く、トリックテイクのいいとこ取り。


「マグヌム・サル」

ポーランドの岩塩鉱山を舞台にしたワーカープレイスメント。
システム的に目新しさはありませんが完成度は高いです。
最近のポーランド勢はすごいですね。

前回の教訓を活かそうとアイテム集めに注力してみましたが、鉱夫を増やせないので運搬の手数料が高くついたり、1回で採掘できる岩塩が少なかったりで痛し痒し。
王の特権で城の列に割り込んだをーくぼさんが、最後に達成した要求の報酬分だけ差をつけて勝利。
3人プレイよりもよりシビアになって面白かったです。
あと、売却できなかった岩塩は色に関係なく1個3金になるのを忘れてました。


「トライコーダ」

4人プレイ。
お手軽ではないですが、ゲームをプレイした充足感が得られるので「ドメモ」より好きです。
1回目は他のプレイヤーがどんどんはずしてヒントをくれたので、あっさりと勝利できましたが、2回目は最初に誤答してからぐだぐだ状態に。
前のヒントを引きずらない方がよいと分かってはいるんですけどね。


「K2」

3人プレイ。
最初は難易度の低いボードを夏の天候で。
他のプレイヤーの登山家を頂上から下山させないようにして凍死させるという山男にあるまじき行為で、頂上に登らずして勝利。
1移動力が生死を分かつというのが、らしくていいですわ。


ここからが本番ということで、難易度の高いボードを冬の天候で。
序盤にきつい天候タイルが出たおかげもあって、自分とサトウさんが登頂に成功。
もう1人の登山家での勝負と思われましたが、サトウさんの登山家が下山途中で遭難したので無理することなく勝利。


「ナイル」

3人プレイ。
やはり勝利条件の説明で難渋しました。
最後までレタスが収穫できず負けたかと思いましたが、全員1種類は収穫できておらず勝利。
オール2枚必勝理論は間違っていないようです。


「メルカトル」

先日のプレイで、強制投資のルールが英文ルールを読んでも不明瞭だったのでBGGで確認。
5枚よりも多い契約は手番の最初で売却しなくてはならないが、ボーナスカードや建物カードの購入は強制されない。ただし15ターラーを超えた手持ち資金は購入で使うか捨てるかしなくてはならない。
というのが正しいルールのようです。

長時間ルールでは最初に配られる契約は2枚だけでボーナスカードは無く、自由に使える補給タイルの商品もありません。
実際にプレイしてみると効率を考えて契約を取っていけるので、基本ルールよりも戦略性が高くなって格段に面白くなりました。
3人プレイというのもありましたが、長時間ルールというほど時間もかかりませんでした。

最初の契約を達成するための商品を損失チェックで失い、いきなり出鼻をくじかれる格好に。
複数の契約のあるニューファンドランドに行くために多くの時間カウンターが必要というのもネックとなり最下位に。
とはいえ3人とも僅差で、売却する契約や建物カードの選択の効率を突き詰めていけば、もっとシビアな争いになりますね。
カード選択の自由度の上がる上級ルールや、さらなる拡張ルールも存在しており、ここまでのルールでも十分に楽しめましたが、さらなるポテンシャルを秘めていそうです。