朱鷺荘ゲーム会

「RRR」

4人全員揃うまでということで、ふくたろさんとプレイ。
基本ルールはいたってシンプルで、手札タイルを1枚ずつ置いていくだけ。
それぞれのタイルには相手のタイルを破壊したり自分の側に寝返させる能力があり、盤面が全部埋められた時に自分の側のタイルが多い方が勝利します。
今回は中立タイルを使わない参考プレイでしたが、十分面白さは理解できました。
なによりコンポーネントの出来が素晴らしいですね。


「K2」

あとの2人も到着したので、K2の頂からご来光を拝むことに。
さすがに易しいルートで夏の天候だと勝手知ったるなんとやらで、登山家2人ともが登頂に成功。
今までは3人までしかプレイしたことがなかったので、スタック制限も8千メートルを超えなければそれほど意識することもなかったのですが、4人になると標高の低いところから交通渋滞が発生するため、スタートプレイヤーであることの重要性がかなり高くなりました。



ルールを把握したところで、難しいルートを冬の天候で。
8千メートルまでは順調すぎて、テントを張るタイミングを逸したまま頂上手前まで。
そこで引き返すかどうか迷いましたが、山に残っているはずの回復3のカード頼りでアタックすることに。
しかし回復カードは引けずに頂上でビバークするという最悪の状態。
結局は下山途中で遭難するというありがちなパターンでした。
1人ずつ登頂成功させたふくたろさんとくらんどさんの勝負で、くらんどさんの勝ち。


「ロンドン」

日本語化しないとプレイアビリティが低いように感じていたため、ようやくのプレイとなりました。
一見して拡大再生産ですが、ほとんどのカードは活性化すると能力が使えなくなってしまうので、どちらかというとカードマネージメントな印象。
借金上等なのはいかにもワレスですが、手番でやることが少ないのでプレイ感は軽めでした。
貧困ポイントにビビリすぎて、建物ディスプレイの山を少なく抑えすぎたので、ゲームを通して金欠状態でした。
£30借金して£10返済できませんでしたが、それまで地道に得点を稼いでいたのでなんとか2位に。
カード3枚引くアクションを選択するなら、借金して土地を購入してカードを引いた方がいいんですかね。


51番目の州

「ニューロシマヘクス」と世界観を同じくする、こちらは間違いなく拡大再生産なカードゲーム。
基本的には様々な勢力を取り込んでいくことで陣営の能力を拡大していくのですが、各陣営ごとに能力が異なるため自然と戦略も異なってきます。
「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」が好きな人は十分楽しめるかと。
自分はミュータント陣営で、カードを征服する能力に長けているのですが、征服したカードが使い捨てになってしまうのを嫌って、無理に併合や協力アクションを行ってしまったのは効率悪かったです。
終盤になってようやく得点効率が上がりましたが、詰め切れずに2位。
ソロプレイな部分が多いので、2〜3人が適性人数だと思います。
アイコンの種類が非常に多くて、確認作業にかなり時間を取られてしまいましたが、これは「RftG」と同様に慣れれば問題ないかと。
なかなか面白いゲームでしたが、4人プレイだと確実にトークン類が足りなくなるのはちょっと残念。


ボツワナ

「フリンケピンケ」「ロコ」のリメイクですが、自分はどれも未プレイでした。
動物5種類ごとに0〜5のカードがあり、手番に行うのはカードを1枚出して動物を1体取るだけ。
いずれかの動物のカードが6枚出された時点で、それぞれの動物ごとに最後に出されたカードが得点になります。
これだけのルールなのに悩ましくて完成度の高いゲームになっているのには、さすがクニツィアと唸らされます。
最初のラウンドで3体取った豹が0点になってしまい、早々に脱落してしまいました。


「トリックマイスター」

仕事上がりのわかともさんが加わって5人プレイ。
4ラウンド目の「トリックを取らなければ10点」というルールが明暗を分けました。
自分はトリックを取りに行って脱落。