HBC金沢臨時会

行きはともかく、帰りが疲れました。
何回も除雪車で止められて、家に着いたのが午前3時。
久しぶりに昼過ぎまで寝てました。


フィレンツェ

4人プレイ。
シュテディングらしくいかにもドイツゲームで、良くも悪くも優等生的。
何をすればいいのかが分かりやすいので、「ハンザ・テウトニカ」や「ニュルンベルク」より見通しがよかったです。
基本的にはカードと資材を取って塔を作り、指定された高さごとの依頼をこなして得点を得る流れ。
場には資材を乗せたカードが6枚あり、後ろのカードを取る場合には前のカードに資材を置かなければならないので、マイナスのイベントなど誰も取らないカードには自然と資材が貯まっていきます。
通常より得点の高いバルコニーの依頼4つのうち3つを達成したすなっちゃぁさんの完勝。


インフェルノ

4人プレイ。
UNOと異なるのは、前の人が出したカードではなくリードで出されたカードと同じ色か数字のカードを出し続けなければいけないところ。
出せない、もしくは出したくない場合には、場のカードをすべて取らなくてはなりません。
通常は1枚がマイナス1点ですが、赤だけはカードの数字がマイナス点になります。
マイナスの少ない段階で降りる引き際が肝心なのですが、それがなかなか難しくてついついチキンレースに。
最終ラウンドは手堅い勝負となり、yoshyさんをまくって自分が勝利。
すなっちゃぁさんはユダ級の原罪があるらしく地獄の業火に焼かれていました。


「藪の中」

すなっちゃぁさんのタイムリミットまでまだ時間があったので、最近評判の国産ゲームを。
単純に考えれば自分の知り得た情報から容疑者を絞り込んであとは確立論なんですが、他人の推理を加味するとブラフの要素が入って悩ましくなります。
1プレイだけの印象ですが、短時間だしまあ悪くないかなと。
コンポーネントデザインは凝ってますが、その分タイルがシャッフルしにくいです。
チップを8枚取ってしまったミツイさんが犯人となり、一番チップが少なかったyoshyさんが勝者。


「ロンドン」

3人プレイだと土地が多く買えるので、建設ディスプレイのカード枚数はそれほど気にしなくていいですね。
収入でうまく回せたのとプレイ経験のアドバンテージもあって、自分の大差勝ちでした。
しばらくはワレスをプレイするならこれでいいかも。


「ソウルハンターズ」

3人プレイ。
天国、地獄、政府といったさまざまなキャラクターを使って魂を集めることで、宇宙の支配者をめざします。
どちらかといえばフレーバー重視ですが、ゲームとしてもそれなりに遊べました。
人数が多い方が、善悪の陣営同士でせめぎ合いになって面白いかと。
yoshyさんの勝利。


「電力会社(日本マップ)」

氷見のお二人とkaeruさんが到着したので6人プレイ。
5つしかエリアがないので、すべてのエリアを使用。
土地が狭く細長いため、特別ルールとして6つの大都市のうち2カ所から同時にネットワークを開始できます。
どうせなら新潟にコマを置きたいところでしたが、首都圏は競合が厳しそうだったので、神戸と福岡を拠点に西日本での拡大を狙うことに。
先の特別ルールのおかげか思ったよりもネットワークの拡大が早く、第3フェイズになる前に自分とyoshyさんが終了条件目前の13件に到達。
しかし市場に十分な発電所が無いため、yoshyさんは発電力を12にしか上げられず、自分も最大で13までしか伸ばせません。
それでもここで終了させれば最悪同点で所持金勝負かな、などと甘く考えていたら、ネットワークが10件だったkaeruさんが一気に4件増やし、十分な発電力を持っていたので逆転勝利。
「4件も建てるほどお金ありませんから」とか、アイドリングで例えるなら伊藤祐奈的な確信犯ですわ。
まあその前の収入を考えれば十分にありえた展開なんですけどね。


「K2」

kaeruさんに共同購入した分を見せてもらったら、やはりカードの4隅は丸かったです。

ここでミツイさんが退場。
時間的にもう1ゲームはプレイしたかったので、自分はインストにまわって4人でプレイしてもらいました。
難しいルートを冬の天候で。
登頂成功したyoshyさんが下山途中で遭難したのを皮切りに、マキタさん、artsさんと続けて遭難。
堅実に2人を8千メートル前後まで登らせたkaeruさんの勝利。


「ビール侯爵」

5人プレイ。
ビールを製造するのではなく、原料となる農作物を醸造所に売却し、そこで得た利益で自分の土地に私設を建設します。
最初に6カ所全てのスペースに宮殿を建設したプレイヤーが勝利しますが、宮殿は何の利益も生み出さないので、既存の私設を宮殿に置き換えることによる生産力の減少との兼ね合いをどうするかがゲームの胆となります。
私設カードは全員が同じ内容のデッキを持っており、それを繰り返し循環させて使用しますが、ドミニオンと異なるのはデッキをシャッフルしないので、戻したカードがその順番で再びめくられるということです。
カードを手元に多く残せる私設の能力を使えば、かなり意図的にデッキ内容を構成することができます。

閉館時間の都合から、完全にランダムなデッキで始める導入ゲームでのプレイ。
自分のインストが悪かったのか、他のプレイヤーは生産力を上げることに注力して宮殿を建設せず、最安値の宮殿5個すべてを自分が建設することに。
結局そのまま逃げきりで勝利。
醸造所での価格変動に妙味がないなあと思って確認したところ、案の定ルールを間違っていました。
需要トラックを超えた分も売却代金をもらうことができ、その時点で超過分の価格を下げます。
価格が0にならなければ、次のプレイヤーがその醸造所に売却することも可能です。
ルールの読み込み不足、申し訳ありませんでした。
ということで、近いうちに正式ゲームでプレイ希望です。


その後は、yoshyさん、artsさん、マキタさんと、Cafe? IKAWAGAWA DOに場所を移して延長戦。
マスターがロードレースのボードゲーム(おそらく「リーダー1」か「ジロ・デ・イタリア」)を探しているとか、なんか前にも聞いたような。
それでいて、簡単に入手できますよと説明してもスルーとか本気で探しているのかと。
今度行く機会があったら持っていってみますか。


「ロンドン」

4人で本日2回目のプレイ。
やはり3人プレイとは違って、資金繰りが厳しいです。
イングランド銀行を上書きする前に、無計画に£30(実際は£36)を借金したのはまったくの無駄。
我ながら戦略に一貫性が無く、全体的にちぐはぐなプレイでした。
貧困ポイントと返済できなかった借金でマイナス17点もくらってしまい、3位に終わりました。
得点の高い土地を多く購入していたyoshyさんの勝利。


おつき合いいただいたみなさん、お疲れさまでした。
またすぐに魚津か加賀でお会いすると思いますので、よろしくお願いします。
来週は「ドミナントスピーシーズ」をプレイ希望。