自宅ゲーム会

自宅でyさんと2人ゲーム会の予定が、ハロヲタ仲間でいつも連番しているN君が急遽参加することに。
ボードゲームについてはまったくの初心者なので、どうやって慣れてもらおうかタイトル選びに悩みました。
もう少し人数がいればパーティ系のゲームもできますけど、3人となるとガチ指向が高くなりますよね。
あと自分があまり初心者向けのゲームを持っていないこともありますし。


「ファミリア」

yさんとフリーゼの2人用ゲームを。
名門マフィアとなって手持ちの構成員を原資により高い能力の構成員をファミリーに加えていく、これも一つのデッキ構築ゲームです。
4種類の構成員の能力を効率よく使うことが勝利への道なのですが、事務所に待機している構成員を手札に呼び戻せる仕切屋を早々に切り捨てたのが良くありませんでした。
得点の高い名門を多く集めたyさんの圧勝。
手軽にデッキ構築が楽しめる佳作ではないかと。
3〜4人でも回せるシステムだと思うのですが、なんで汎用性の低い2人用でデザインしたのかは疑問。


コロレット

ここでN君が到着。
初心者でも分かりやすいルールで、いろいろな駆け引きがあるこのゲームなら導入に最適ではないかと思いましたが、こちらの思った以上に楽しんでもらえたようで、後で聞いたら自分でも購入するとの事でした。
やはりこのゲームは鉄板ですわ。
2回プレイして自分とN君が1勝ずつ。
最初にカードを1枚ずつ配るのを、ついつい忘れてしまいます。


「アクアレット」

コロレット」のシステムは理解してもらえたようなので、そこからもう少し要素の多くなったタイトルを。
さすがにまだ勝ち筋を把握するまでには至らなかったようです。
作業員を3人獲得してほぼ勝ちが見えたと思ったら、yさんが最後に鬼引きで一気に作業員を2人追加したため逆転負け。


アクワイア

いくつか準備した中からN君に選んでもらいました。
日本人にはなじみの薄いM&Aの概念と、それを50年近く前からボードゲームのテーマとして完成させていることに感銘を受けていました。
日本人が人生ゲームみたいな双六にうつつを抜かしてる時に、これをプレイしているアメリカ人すげえと。
まあ自分でもプレイするたびに、その完成度には驚かされますしね。
やはりまだ勝ち負けにはなりませんでしたが、十分楽しさとジレンマは味わってもらえたようです。
yさんにタワーの単独株主を許してしまい、タイルの引きが悪かったこともあって、タイルを置いては引くだけの期間が長引いてしまいました。
大きく逆転できる機会のあるようなゲームではないので、そのままyさんの勝利。


「K2」

目的がはっきりしているので分かりやすいのではないかと、易しいルートを夏の天候でプレイ。
最初に登頂したyさんの登山家を下山させないように山頂手前でねばっていたら逆にこちらが遭難してしまいました。
人をはめることばかり考えてきた人間の発想・・・痩せた考え・・・
おまけに残った1人もリスクトークンを引く可能性を考慮せずに頂上で雪に埋もれる始末。
さんざんプレイしてきてパーティ全滅とか、もう夏山を高尾山とか言いませんので。
N君も同様に2人遭難で、yさんは2人とも登頂と極端な結果になってしまいました。


アクワイア

一度プレイして要領が掴めた部分もあるだろうということで再戦。
今回はうまく合併が行えて資金ショートになることはありませんでしたが、41以上になったサクソンの株で同率首位までにしか持って行けず、他に残った4つのチェーンからの配当で差をつけられてyさんの勝利。


後からN君に感想を聞いたところ、今まで考えていたボードゲームの概念とは違い、非常に新鮮で面白かったとのこと。
自分に合わなかったら途中で帰ろうと思っていたそうですし、そう思ったら実行する人なので、社交辞令ではないと思います。
本格的なボードゲーマーにならなくても、時間のあるときに参加してくれるようになってくれれば幸いです。
次は「ハチエンダ」あたりが目標ですかね。