朱鷺荘ゲーム会

翌日の娘。座間公演は中止になったものの、野暮用があったので東京へ。
予定通りにゲーム会にも参加してきました。


「ビブリオス」

とりあえず全員集まるまで3人で3回プレイ。
3人プレイだと2人がダイスを2個ずつ取る形になりやすいので、教会カードによるダイス目操作の影響が大きくなって面白いかも。


ゴッドファーザー

ふくたろさんが到着して4人プレイ。
版権を取得してのゲーム化のため、毎ターン発生するイベントは劇中の出来事をモチーフにしているとか。
プレイヤーは手番に4色あるサイコロを3回振りますが、振るたびにそのうちの1個をアクションに振り分けていきます。
アクションは色と何回目に振ったものかによって決められ、目の大小もその効果に影響を与えますが、基本的に意味のないアクションは無いので、運の要素はそれほど高く感じませんでした。
勝利条件である現金を稼ぐ手段はいろいろありますが、サイコロの目によってある程度の方向付けがされることで、プレイ感は軽くなっています。
マフィアのファミリー同士の抗争がテーマのため展開はかなり攻撃的で、店を襲撃しての乗っ取りも頻繁に起こりますが、それに対するカウンターアクションも用意されているため、それほど遺恨が残らないのはいいですね。
とはいえ、ハドソン川には殺された構成員が大量に浮かんでいましたが。
1人だけ毎ターンの収入を$3,000まで上げたことによる地道な稼ぎに加え、襲撃された時に相手から受け取る罪マーカーをまとめて高額処分できた新井中さんの勝利。
原作付きとしても完成度は高めなので、どうせなら映画か原作に触れてからプレイする方がより楽しめるかと。


「キーウエスト」

たいしさんが到着して5人プレイ。
キーウエストはフロリダ半島の南に位置するキーズ諸島の最西端にある都市の名前で、ブリーズのキーシリーズとは関係ありません。
プレイヤーはホテルや葉巻工場を経営したり、海に沈む財宝を引き上げたりして、キーウエストの権力者となることを目指します。
今回はホテルの得点換算方法を間違っていたため、途中投了となってしまいましたが、それを抜きにしても参加者の評価は微妙。
ホテルや葉巻工場での得点がサイコロの目によって決められたり、財宝探しがタイル引きだったりと運の要素が強いため、システム的に大味な感じがしたのは否めません。
「テーベの東」みたいに、それがテーマとマッチしていれば持ち味にもなるのでしょうが、そういった部分もあまり感じられませんでした。
とりあえず、最終的な評価は最後までプレイしてからということで保留。


「ハンザ・テウトニカ」

当初の予定では東方拡張マップをプレイする予定でしたが、未経験者の人が多かったのでオリジナルの方でプレイ。
いちおう追加カードは使用しましたが、初プレイだとなかなかそこまで気が回らなかったようです。
新井中さんが早い段階から行動数アップの街にコントールを置いたにもかかわらず、経験者の慢心から気にせずアクション能力を上げていったおかげで、東西通商路の接続目前にして新井中さんの20点到達によりゲーム終了。
当初の目標だったボーナスタイル集めも中途半端で、いろいろと反省することの多いプレイでした。
プレイ中の得点のアドバンテージが大きく、そのまま新井中さんの勝利。
他のプレイヤーからの評価も高かったので、しばらくは例会の定番になりそうです。
4人プレイだと今イチなので、3人か5人限定なのが唯一のネックですかね。
余談ですが日本語ルールについて、ホビージャパン訳だと新しくボーナスマーカーが置けるのは「隣接した都市にキューブが置いてある通商路」となっていますが、正しくは「隣接した都市にキューブの置けるスペースがある通商路」です。
あと間違いやすいのは、ネットワークの基本点はコントールの置かれた都市の数ではなく、置かれているコントール自体の数だということですか。


「ぴっぐテン」

どこの例会に行っても、最後の余った時間でのゲーム選びでこのゲームの名前が出てくるような気がします。
今回のドボン王子は自分でした。