グレート・ウェスタン鉄道

「spielbox」最新号の付録は、ワレスのデザインによる鉄道建設ゲーム「グレート・ウェスタン鉄道」。

付属のカウンター類は今後の付録でも流用するとか。
ダイス目でコマの置かれた列車をプレイヤーが全員が1両ずつ競り落とすまで、手持ちのコマを使って追い出し式のオークションを行います。
列車が決まったら、自分の都市(最初はロンドン)から鉄道網を拡大していきます。
線路や他人のコマのある都市を通過するコストは列車のコマと手持ちのコマで支払えますが、都市にコマを置くコストは列車の客車に置かれたコマでしか支払えません。
その後で、自分の都市の数に応じてストックからコマを受け取ります。
すべての都市にコマが置かれたらゲームは終了し、都市の得点の合計がもっとも大きいプレイヤーが勝利。
ルールも1ページしか無く、ワレスとしてはかなりシンプルなシステムです。
BGGでの評価は今のところあまりよろしくないようで、低い点数をつけているコメントを見ると終盤の展開が今イチとのこと。
ウェールズ方面へ伸びる路線は高得点の都市ばかりなのですが、そこを1人のプレイヤーが独占してしまう展開になるそうで、確かにボードを見るとその言い分も分からなくもありません。
ただ、さすがにワレスもそこまで片手間にデザインしているとは思えないので、何らかの対処の方法はあるのではないかと。
とりあえず、その当たりを留意してプレイしてみたいと思います。