魚沼ボードゲームを楽しむ会 5/22

今回は体調不良の方もおられて、主催のやつさん、安達さん、自分の3人ゲーム会でした。


「ビブリオス」
とりあえず3人で楽しめる軽めのゲームをということで。
茶色のカードを11点分持っていたのでダイスを取れると踏んできましたが、残りを安達さんに全部持たれており、最終的にダイスを1個しか取れずに最下位。
やつさんと安達さんがダイスの目で同点となり、3金差で持ち金の多かったやつさんが勝利しました。


「王と枢機卿

3人プレイの代名詞といえばこのゲーム。
3枚のカードをプレイして修道院枢機卿コマを置いていくだけなのですが、配置制限の縛りがうまく機能しています。
修道院の得点では差をつけられたものの、枢機卿の得点で逆転勝利。
以前プレイしたときはボードゲームに復帰して間もない頃だったので、勝ち筋が読めずにただ悩ましいだけでしたが、改めてプレイしてみるとカードの引きによって軽めのプレイになるようバランスが取られているなあと。
今さらですが、シャハトの代表作と言われる面白さを実感することができました。
リメイクの「チャイナ」もプロモ拡張を含めてプレイしてみたいところですが、劣化版という意見も多いのでどうしたものかと。


「ズーロレットミニ」

「ズーロレット」のコンポーネントを小さくしただけでなく、いくつかの要素も省かれていました。
檻に入れた動物は移動することができず、あふれた動物が飼育小屋行きでマイナスポイントになるのはいっしょ。
コインを使ったアクションはありませんが、1つの檻を全部埋めると、自分の飼育小屋から1枚捨てるか、他の飼育小屋から1枚もらえます。
3つの檻を埋めきって、飼育小屋に1頭も残さなかった自分の勝利。
コロレット」と「ズーロレット」の中間に難易度ですが、ここまで簡略化するなら「コロレット」で十分な気もします。


「トロワ」

隊長で得点を稼ごうとイベントカードにコマをばらまいていたら、レジスタンスが出て一掃されてしまったのが痛かったです。
3枚の人物カードすべてから得点したやつさんが他の2人に10点差をつけて勝利。


「リビングストン」

ダイスをドラフトして目を使ったアクションを行います。
前に取ったダイスよりも大きい目のダイスしか取れないので、順番によっては1回しかアクションできないことも。
テントを置くとダイス目がそのまま点数になりますが、得点の低い列の方がゲーム終了時のマジョリティボーナスが大きくなります。
テントを置く代わりに引けるカードの効果がかなり強いです。
ダイス目そのままかギャンブル要素のある宝石採掘のいずれかで得た資金から募金を行うこともでき、もっとも募金の少なかったプレイヤーは敗北が確定してしまいます。
他のプレイヤーとかぶらないよう得点の少ない列でのボーナスを狙い、テント置きの費用が高くなる後半は資金調達して募金する戦略がうまくはまって勝利。


「ハンザ」

本日3ゲーム目のシャハト。
最近はハンザというと「ハンザ・テウトニカ」の方がメジャーですが、こちらも完成度の高いゲームです。
おそらくシャハトのデザインセンスの高さをもっとも体現しているゲームではないかと。
手持ちのコインを使ったアクションポイント制で、すべてのプレイヤーが同じ船を使って北海沿岸の都市で商品の売買を行います。
都市に支店があると商品を売却して得点にできるだけでなく、コインを支払わずに商品を購入できたり、ゲーム終了時の得点にもなるため、支店を効率的に活用できるよう建てていくことが重要になります。
売却した商品数では安達さんに負けていましたが、商品の樽の数と支店で上回って勝利。
現在はJAVA版でプレイが可能です。
http://michaelschacht.net/HansaWS/


ドミニオン
最後に多少時間があったので、基本セットの最初のゲームを。
最終的に村と鍛冶屋のコンボで属州2枚購入していた安達さんの勝利。