昼ゲーム会 in 越前市 5/28

高速千円が無くなる前にと、往復8時間かけてjun1sさんのゲーム会におじゃましてきました。
自分を入れて4人の参加。


アクエリアス

5種類のエレメントの描かれたカードを並べていき、自分のエレメントが7枚つながったらゲーム終了。
担当するエレメントはイベントカードで回されてしまうので、バカ正直に自分のエレメントをつないでいったのでは勝てません。
雲のエレメントでjun1sさんが勝利。
2回目のプレイでしたが、カード7枚をつなげるというのが冗長に感じられ、もうちょっと駆け引きの部分に集約できればという印象は拭いきれませんでした。


「オールドタウン」

記憶の断片となるカードをプレイしながら、廃墟となったゴーストタウンのかつての街並みを復元していく不思議な感覚のゲーム。
論理パズルでありながらガチゲー感は低く、どちらかというと雰囲気ゲー。
「判事は街の隅に住んでいた」とか「酒場は街の中央部にあった」といった手がかりカードをプレイすることで建物の場所を絞り込んでいき、その時に不要になってボード上から取り除かれる建物マーカーが点数となります。
終盤にマーカーを1個取り除いただけで連鎖的に5件の場所が確定し、一気に11点を獲得して勝利。


「K2」

難しいルートを冬の天候で。
登頂したをーくぼさんの登山家は下山途中で遭難。
天候タイルの並びが厳しく8千メートルラインでの勝負となり、jun1sさんに1点差の15点で自分の勝利。


「ヴィニョス」

自分も購入しましたが、ルールを理解するのに一苦労という評判を聞いて放置していたため、今回インストをしてもらえてありがたかったです。
畑から生産されるワインを直接販売したり、品評会に出品して評価を得ることで得点していきますが、選択できるアクションが多いのに比べて、各プレイヤーの手番がゲームを通して12回しかないため、かなりタイトなマネージメントが要求されます。
自分は畑の拡張はそこそこに、品評会と理事タイルの獲得に注力するプレイ。
終盤までに品評会と輸出による得点で2位にかなりの差をつけたので、このまま逃げ切れるかと思いましたが、生産力の弱さがここにきて露呈してしまい、ゲーム終了時のマネージャーのアクションがほとんど行えず。
逆に多くのワインを残していたjun1sさんが、マネージャーのボーナスで大量得点して逆転勝利。
確かに選択肢は多いですが、いずれのアクションも得点への落とし込みはシンプルなので、思ったよりも早い段階でゲームの流れは理解できました。
どういった戦略がとびぬけて有利ということもなく、アクションのバランスもうまく取れているかと。
ボードのレイアウトが似ているのもありますが、プレイ感が「ヴァスコ・ダ・ガマ」に似た印象で、まとまりが良すぎて逆にこのゲームならではというのが見えてこないように感じました。
もう少しシェイプしてプレイ時間を短縮しても面白さは変わらないかなあと。


「テーベの東」

中量級のボリュームで、初プレイから十分勝ち負けになるゲームとして重宝してます。
特別知識のボーナスを2つ抑え、出土品でがっつり稼いだoyajigameさんの勝利。
今回の砂掘り職人はjun1sさんでした。


「ラリーマン」

先日のテンデイズのユーストでも紹介されていたラリーレースゲーム。
1〜5までのギア変速ダイスと2個の無変速ダイスがあり、1マス進むごとにダイスを振ってトラブルがないかをチェックします。
手番中に3回目のトラブルが発生したら、スピンなどのアクシデントで大きくタイムロスしてしまいます。
手番終了時のギアによって消費タイムが決まりますが、低いギアほど加算されるタイムが大きいので、ギアを落としきらないドリフトでのカーブクリアを行う必要があります。
本来は何コースかプレイしてトータルの走行時間で競うのですが、時間がなかったため短めのコースを使って1レースだけプレイ。
1回スピンしてしまったのと、前の車に追いついてしまって減速を余儀なくされたのもあって、トップのをーくぼさんから11秒差の2位でした。
ラリーを忠実に再現しつつゲームとてのバランスも取れており、レースゲームとしてかなり完成度が高いです。