新潟県央ボードゲーム会 6/12

当日はゲームマーケットでしたが、購入する機会よりプレイする機会ということで、県央さんにおじゃましてきました。


「テーベの東」

はむさんからのリクエストで4人プレイ。
特別知識をしっかり確保してから発掘に臨んだSTBさんが、価値の高い出土品を引きまくったのと3ヵ所の特別知識で単独トップとなり、他のプレイヤーにダブルスコアでの圧勝でした。


ルッカチッタ」

5人プレイ。
ルッカ市を舞台に娯楽施設を建てていくカードゲームで、バネストから日本語版も出ています。
語感が印象的なのでタイトルだけは頭に入っていました。
3枚ずつセットになった建物カードを順番に取っていき、自分の建設エリアに色別に並べます。
建物カードには得点となる窓と補強の数が描かれており、合計で3つとなっているため、得点が高いカードには資材がありません。
建設エリアに補強の多いプレイヤーからカードのセットを選んでいくため、窓の数だけでカードを取ってしまうと、効率よくカードを集めることができなくなってしまいます。
同じ色のカードが3枚揃うと建物は完成エリアに移されて得点となります。
手番の開始時に完成エリアの建物を開店エリアに移すことで、他のプレイヤーの同色の建物から得点を獲得でき、何気にこのタイミングも重要。
インストの段階では今ひとつシステムが飲み込みにくい感じでしたが、プレイを始めてすぐにゲームの流れは理解できましたし、窓と補強の数によるイニシアチブの兼ね合いや、他のプレイヤーの建築状況を見ながら開店のタイミングを計るといった駆け引きが楽しめる佳作でした。
自分は途中からイニシアチブを重視することで、効率よく建物の建設が行えましたが、番地がもっとも低い建物のペナルティでマイナス3点となってしまい2位。
逆に番地がもっとも大きく、その3点を受け取った田村さんが勝者となりました。


「王宮のささやき」
5人プレイ。
手持ちの人物カード6枚をすべて出し切れば2点獲得できますが、すでに自分の場にある人物は出すことができず、そうなった場合にはバーストとなり他のプレイヤーに1点ずつ与えられます。
出したカードの色によって次の手番プレイヤーが決められるため、カードが出せない状況で手番を回されれてしまわないよう、人物の能力でうまくカードを交換していかなくてはなりません。
今回は1度も上がることができませんでしたが、他のプレイヤーのバーストのおかげで6点に到達して、STBさんと同点勝利でした。


「オリンポス」

5人プレイ。
アレスの神殿を建設して軍事戦略。
パルテノンやデロス同盟を建設することで軍事能力を強化していき、序盤から得点でリードできましたが、自分で終了条件をなかなか満たせない間に他のプレイヤーに神託や驚異といった高いレベルの建物を建設されてしまい、最終的に3位に終わりました。
元々はTCGをプレイしているメンバーなので、カードによるシナジー効果とか理解が早かったです。


「ドラゴンイヤー」

中国で辰年は災厄の多い年ということで、全12ラウンドのうち8ラウンドはなんらかのペナルティが課せられるといういわゆるマゾゲーです。
どのような順番で災厄が来るのかは前もって分かっているため、いちおうそれに対応するための計画は立てられますが、必ずしも望んだアクションが行えるわけではないのが悩ましいところ。
セットアップの人物選びで税収吏を取るつもりが誤って学者を取ってしまったため、しかたなく研究アクションに特化することに。
最小限の災厄の被害は甘んじて受け、ひたすら研究で得点を伸ばすことで中盤までは2位を大きく引き離してトップでしたが、宮殿を増築しなかったため伸びしろがなく、学者をすべて失ってからは徐々に差をつめられることに。
終盤で2回来襲したモンゴルで被害を出さずにすんだのが大きく、2位のはむさんに1点差で辛勝
しましたが、4位までは5点差の接戦でした。
実ははむさんが最後に僧侶でなく軍人を取ってモンゴルに対処していたら1点差で負けていたという。
2名ばかり花火を作りまくっていたのは、新潟人としての矜持でしょうか。
ちなみにBGGでFLASH版がプレイできます。
http://www.boardgamegeek.com/filepage/35693/yotd_software_v1-0


「ルミ」

拡張の「ルミプラス」を使っての5人プレイ。
一時期「ブロックス3D」としても販売されていました。
立体のパーツを積み上げていくパズルゲームで、自分のパーツに接するように新しいパーツを置いていきます。
エリアごとに何レベルの高さまで積み上げられるか決まっており、全員が置けなくなったらゲームが終了。
上から見てもっともエリアの多いプレイヤーが勝者となります。
序盤はできるだけ高さの低いエリアの支配を早めに確定させ、終盤ははむさんとのエリアの取り合いを制して勝利。
こういったパズルゲームは「ウボンゴ」にしろ「カリスト」にしろ面白いと思ってもなかなか購入までいたらないのですが、このゲームは琴線に触れるところがあったので独アマゾンに発注しました。
おそらく建造物を作っているという雰囲気が良かったのではないかと。


「ラー」

3人プレイ。
第2時代の最後にがっつり引けて大勝。
最近はiアプリ版をちょくちょくプレイしているので、多少はスキルが上がったような気もします。