長岡ボードゲーム愛好会 7/24

今回は地域外を含めて6人の参加となりました。
主催者が忙しく定期開催がしばらくできない状態ですが、代わりにぼちぼち再開できればと考えています。


レジスタンス」
6人で2回プレイ。
自分は2回ともレジスタンス側で、スパイ側はまったく同じメンバーだったという。
2戦目でミッションにスパイが2人選ばれた時に、片方だけが失敗カードを出すというナイスプレイで完全に騙されてしまい、自信満々でメンバー選出した最後のミッションが失敗に終わってしまいました。
人狼が苦手な自分でも、脱落者のでないこのゲームは楽しめます。
謀略カードについてネットでいろいろ確認しましたが、否定的な意見がまったく見られないので、前回はたまたまレジスタンス側にはまり過ぎた結果だったということで印象が悪かったのかもしれません。


「モールオブホラー」

6人プレイ。
ゾンビに襲われたショッピングモールでのサバイバルゲーム
協力して生き残るのではなく、誰が犠牲になるのかを投票で決めるというのが、えげつなくもリアルです。
投票権が2票あるガンマンが序盤から喰われてしまたっため、投票のイニシアチブが取れない厳しい展開となりましたが、残りのタフガイと美女をなんとか終盤まで生き残らせることに成功。
あと1人が死亡したらゲーム終了となり、タフガイを犠牲にすれば得点の高い美女が生き残って同点トップというところで、ゾンビの登場する場所を読み間違えて美女の方がピンチに。
しかし、このまま終了では負けが確定してしまうはむさんがアイテムでゾンビを倒してくれたおかげで命拾いすることができました。
最後はゾンビが1体出た駐車場に2人とも集め、タフガイが美女を守ってゾンビに喰われてゲームセット。
全員が1人ずつ生き残った中で、美女を生き残らせたSTBさんと自分が同点勝利となりました。


ブルゴーニュ

3人プレイ。
小さい領地の多いボードを選択した圭くんが完成ボーナスで序盤から独走し、それを他の2人が追いかける展開。
yさんは牧場タイル、自分は建物タイルを優先するプレイ。
結果はyさん224点、自分220点、圭くん215点とかなりの接戦でした。
やはり2人も3人もプレイ感はあまり変わらないですね。


アグリコラ

ドラフト無しの全カード使用で3人プレイ。
自分以外のお二人ともTCGゲーマーだけあってカードの効果の把握が素晴らしく、初プレイにも関わらずきっちりと農場を仕上げて、STBさんが40点、はむさんが39点でした。
自分は増築のタイミングを逸してしまったのと、あまり使える職業がなかったこともあり、30点にも届かない体たらく。
あまり好きではないと言いながら何かとプレイする機会が多いので、いいかげんスキルアップしたいです。


LINQ

6人プレイ。
ヒントを出して自分と同じ題目を持っている相手を当てる連想ゲーム。
お互いに相手を当てないと得点がもらえませんが、他のプレイヤーに当てられると得点を奪われてしまうため、相手だけに分かるようなヒントを出すさじ加減が大事です。
今回のプレイではとにかく思考がシンクロせず、相手をまったく当てられませんでした。
ほとんどジョーカーだったSTBさんでも20点獲得しているのに、自分は10点しか取れず。
最初に25点に到達したはむさんが勝利しました。
ゲームの基本的な部分は面白いのですが、ちょっと競技性が低いので、今回のようなガチな戦略ゲーム好みのメンバーだとやや受けといった印象ですね。


「マジェラン」

6人プレイ。
大航海時代を代表する6人の人物に対して、3つの時代で競りを行っていきます。
第1時代では各人物ごとにコマを3つまで置くことができ、カードを引いたり得点を得るといったそれぞれの恩恵を受け取れます。
第1時代にコマを置いたプレイヤーしか第2時代にコマを進める競りに参加できず、最終的に第3時代に進められるコマは1つしかありません。
コロンブスは得点と、競りを後回しにできる拒否権を持ちます。
ピサロは第3時代まで進めるとゲーム終了時に20点を超えるまでカードをめくり続けることができますが、20点を超えてしまうと無得点になってしまいます。
マジェランは下に入れたお金カードの得点を、時代によって2倍、3倍にできます。
マルコポーロは追加カードとカードの交換が行えます。
バスコダガマは得点と追加カード。
クック船長は高得点ですが、手持ちのお金カードが公開されてしまいます。

自分はピサロで第3時代まで進めましたが、yさんとの競り合いで大量のお金カードを消費してしまい、他に得点の取れる人物にコマを置くことができずにゲーム終了時のめくり勝負を待たずして脱落。
得点の取れる人物にコマを分散したSTBさんと、マジェランのみに集中して第2時代と第3時代に最大限のお金カードを仕込んだアダチさんの一騎打ちとなり、2点差でアダチさんの勝利となりました。
サンクトペテルブルク拡張」や「RftG」のトム・レーマンだけあって、ゲームバランスがうまく調整されているように感じました。
ボードゲーム然とした作りで6人フルゲームが面白いというのも貴重です。


「マニラ」

5人プレイ。
スペイン統治下のマニラの港に船で密輸品を運び込むギャンブルゲーム。
ただしダイスで大きい目を出せばいいというものではなく、3回ダイスを振って船を進めた時の状況を予想しながら商人ゴマを置いていくというもの。
リスクを減らしながら幅広くベットしたり、特定の状況に集中してベットしたりという意味では、ルーレットに似ているかもしれません。
商人を乗せた船が無事にマニラに到着できればもうけが山分けになりますが、0地点からのスタートだと合計14以上のダイス目が必要で、これはダイス目の平均値を上回っています。
船が何隻マニラに到着するか、もしくは何隻が失敗して造船所送りになるかを当てる港や造船所のほか、ちょうど13のマスに止まった船を略奪できる海賊船にも商人を置くことができます。
船が港に到着すると積んであった商品の株価が上がり、4種類の商品のいずれかが最大値に達したらゲームは終了し、手持ちの資金の多いプレイヤーが勝利します。
毎ターンの最初に港湾管理人の権利を競りで落とすのですが、唯一株を購入でき、船に積む商品や船のスタート地点を決められるので、かなり重要な役割です。

最初に大枚はたいて港湾管理人を競り落としましたが、船がマニラにまったくたどり着けず大損してしまい、いきなり資金不足に悩むはめに。
こうなったらと一攫千金を夢見て海賊船に張り続けますが、ことごとくすり抜けられ、ますます資金を減らしていく負のスパイラル。
到着した船1隻目の港マスだと4ペソ支払って払い戻しが6ペソと儲けは少ないですが、そういった地道なもうけの積み重ねも重要なのかもしれません。
ただそうは思っても、ついつい浪漫という名の幻想を追い求めたくなるんですよね。
今回ははむさんが勝利。

正直ダイス運の要素が大きいというかそれだけなのですが、ダイスが振られるごとの一喜一憂で非常に盛り上がります。
これは初心者、ベテランを問わず楽しめる好ゲームですね。
パッと見だと到着したときの分け前が少なそうであまり選ばれなかった人参ですが、商人を置くためのコストが低いので他の商品と比較してももうけは1ペソしか変わらず、コストが低い分リスクが少なくてすむので、特に価値が低い商品ということではないですね。