新潟県央ボードゲーム会 9/18

「世界の鉄道カードゲーム」

リクエストがあり3人プレイ。
STBさんが単独で路線を延長していって商品の輸送による得点でトップに。
これはまずいとSTBさんの都市による得点を削っていたら、その間に池田さんに出し抜かれてしまいました。
序盤に置いた5の都市がほとんど利用されなかったのがもったいなかったです。
今回のプレイでも好評だったので、トンネルや人物が追加される拡張を注文。


「武勇伝」

3人プレイ。
もう1つの卓が終わるまでの場つなぎで。
基本はカードの組み合わせで武勇伝を語り、もっともカードの合計値が大きかったプレイヤーは出したカードすべてを得点に、それ以外のプレイヤーは1枚を得点にできます。
「嘘だ!」カードを出せば、他のプレイヤーの出したカードを手札と交換することも可能。
たいていの場合は「私はブーツと笑顔以外は何も身につけない状態で、蛇の女王との結婚を強制された。そして今私は不思議な光で輝いている!」といったような支離滅裂な内容になります。
ゲームとしては単なる数合わせなので、出来上がったバカ話を楽しめるかどうかでこのゲームの評価が決まりますね。
ちょっとプレイしたところで投了となりましたが、正直かなり微妙な感じに。
日本語化した手間を考えると1回は最後までプレイしてみたいのですが。


「シュリレシュテレ」

4人プレイ。
プレイヤーはミュージシャンに対してプラスかマイナスのチップを投票し、その合計値によってチャート上での順位が変動します。
この投票されたチップを発表するギミックが独特すぎて、かなり出オチ感が強いのですが、ゲーム自体も普通に楽しめます。
自分のミュージシャンがチャートで6位までに入れば得点がもらえ、その他に1位を予想するチップや、ランクアップした数だけ得点になる一押しチップもあり。
誰かが30点もしくは50点を超えると、その時にトップ3のミュージシャンは殿堂入りしてゲームから取り除かれるため、あえてチャートを下げて粛清を免れてことが功を奏して、同じミュージシャンをずっと上位にキープさせることができました。
トップ争いをしていたタカハシさんが途中でレーベルを交代して勝負に出ましたが伸びきれず、自分がそのまま逃げ切って勝利。
久しぶりにプレイしましたが、レーベル同士の思惑がチャート上で錯綜する感じは雰囲気ありますね。
ランキング形式だったらなんでも当てはめられるので、ついAKBの総選挙バージョンとか考えてしまうのが悪い癖です。


「舞星」

4人プレイ。
萬印堂の宝箱の元を取るために購入。
UBCでも頻繁にプレイされていたので、まずハズレではないだろうというのもあり。
芸者を1人選び、宣伝によって芸事、接客、教養といった能力値をアップするか、能力値以内のカードを客として出すかしていきます。
客として出されたカードの効果は使用できます。
宣伝をしていけばどんな客でも出せるようになりますが、カードを1枚引かなくてはならず、誰かが手札を使い切ったら残った手札のカードはマイナス点になるので、早く手札を使い切るマネージメントも必要です。
3ラウンド行って得点の多いプレイヤーが勝利。
芸者ごとの能力がかなり強いらしいので、ラウンドごとに芸者をドラフトする選択ルールを使用しました。
手札と能力がかみ合うとビッグイニングになるので、かなり得点にバラつきが出てしまいますが、
逆に水商売っぽくてテーマには合っているのではないかと。
切り絵調のイラストを含めたビジュアルも秀逸で、思わぬお気に入りとなりました。
新しいプロモーションカードの「葛葉」も入手したいですね。


「カラベル」

4人プレイ。
ポルトガルによる大航海時代の貿易がテーマで、マップのスケールもちょうど「ナビゲイター」と同じくらい。
航海ポイントを使用してマップ上のヘクスを移動していきますが、潮流に乗れば移動力を使わずに一気に進むことができます。
6カ所の交易地に寄港すれば商品を獲得でき、それをリスボンに持ち帰ることで得点。
商品のうちコショウは得点にする代わりにジェロニモ修道院の建設に使用でき、修道院が完成するとゲーム終了となります。
ゲーム開始時に配られた目的地カードの港に最初に到達することでも得点します。
最初の航海で、他のプレイヤーが船団のグレードアップに必要な商品3つを確保してすぐにリスボンに寄港するところ、自分はインド周辺の港を回ってモニュメントの建設を行うことで得点稼ぎ。
その後は序盤のアドバンテージを失う前にゲームを終わらそうと、商品の価値の高いモルッカ種子島は無視してインドとリスボンをひたすら往復。
修道院を完成させてなんとか逃げ切り勝ちしたものの、最終的に2位とは4点しか差がありませんでした。
パッと見た感じだとヘクス数が多く目的地まで時間がかかりそうに思えますが、効率よく潮流を使えば1回の手番でリスボンからインド洋までは到達できます。
そのため、すべての港にモニュメントが立ってからは全員が同じ航路の往復するだけの作業になってしまい、またリスボンに帰港すると残った航海ポイントがすべて失われるためにプレイヤー間での差がつきにくかったりと、ちまちまとヘクスで移動するシステムに必然性が感じられませんでした。
貿易ゲームとしてはシンプルなピック&デリバリーなので、大味な印象は否めませんでしたね。


「ブラス」

4人プレイ。
序盤から開発ブームとなり鉄が枯渇気味だったので、まずはマンチェスターに鉄工所をと考えていたら先にSTBさんに建てられてしまい、そこからちょっと迷走してしまいましたが、鉄道期に建物を3件残す目標は達成。
運河期では造船所を建設したはむさんが一歩リード。
鉄道期はマンチェスターを中心に紡績所に注力し、最終的に4レベルの紡績所を3件建てきったのですが、はむさんも再度造船所を建設したため運河期の得点差がそのまま縮まらずに2位に終わりました。
終盤で残すカードを間違えて合同アクションを行う羽目になったり、けっこう所持金を残してしまったりと反省点も多かったですがプレイ自体は非常に面白く、やはりワレスのゲームの中でも出色の出来だと再認識しました。
「ブラス」をプレイすると「産業の時代」の話になり、やはり「ブラス」の方が面白いという結論になるのですが、日本マップも入手したので、次回はあえて「産業の時代」の方をプレイしてみたいです。


その他に「ダンジョンレイダース」をプレイ。