長岡ボードゲーム愛好会 9/19

アレキサンドリア

3人プレイ。
タカハシさんが製作中のオリジナルゲームで、アレクサンドリアをテーマにした拡大再生産系。
250枚のカードからなる力作です。
途中まではこの戦略でゲームが破綻しないかどうかなどテストプレイ気分もありましたが、一度プレイして調整したということでバランスも十分取れているようで、終盤は普通に勝ち負けでプレイしていました。
プレイ感はそれほど重くはないのですが、手番ごとのアクションが多いため今回のプレイでもインスト込みで3時間かかってしまい、タカハシさんとしては簡略化する方向は避けたいということで、システムとプレイ時間の折り合いをどのようにつけるのかが今後の課題のようです。
ともあれ、ここまで形にするだけでも大変だったと思いますし、完成するのを楽しみにしております。


「舞星」

3人プレイ。
今回も芸者をラウンドごとに選択できるルールでプレイしましたが、3ラウンドともオキニ、もとい贔屓の紅葉姐さんを選択。
1ラウンド目は手札に赤いカードが多かったので得点を稼げたものの、それ以降は手札が合わずに伸び悩み。
2ラウンド目に朧で大量得点したタカハシさんが、ほとんどその得点だけで勝利しました。


「メルカトル」

3人プレイ。
自分の中で評価が定まっていないタイトルですが、なんとなく持っていったらリクエストがあったのでプレイすることに。
ヨーロッパの各都市に移動して商品を獲得し、手持ちの契約カードの目的地であれば必要な商品を支払って上のレベルの契約カードを手に入れます。
契約カードのレベルがそのまま得点になりますが、手元に残せるのは5枚までなので超過分は現金化しなくてはならず、勝利得点になる建物カードや追加の商品をもらえるボーナスカードの支払いに使用します。
他のプレイヤーが訪れた都市に同行して契約を達成することも可能。
序盤から商品の多い都市を訪問するより、契約に必要な商品の獲得を優先したため、途中から在庫がかつかつとなり、せっかく集めた時計マーカーを必要な商品と4:1交換するような自転車操業に。
その挙句に時計マーカーが足りなくて他のプレイヤーに同行できず、自分の足で目的地を訪問しなくてはならなくなったりと、とにかく効率の悪いプレイでした。
逆に商品在庫をしっかりと揃えたタカハシさんが、中盤から効率よく契約をこなしていって圧勝。
ゲームとしてもつまらなくはないですし、システムもかなり練られていると思うのですが、どこか煮え切らない感じがあり、今回もその印象はぬぐえませんでした。
商人の交易というにはシステマティックで、言い方は悪いですがちょっと殺風景な雰囲気なんですよね。


「シュテルネンヒンメル」

同じメンバーで別卓が終わるのを待っている間にプレイ。
基本的にざっくりとした思考なのでこの手のゲームはあまり得意でなく、実際自分の置いたコマがなんだったか失念するミスもあったのですが、初プレイのSTBさんの意図せぬアシストもあって勝利。


「ブレーキングアウェイ」

6人プレイで選択ルールはすべて使用。
序盤は集団の後方につけて脚をためることができましたが、逆に中途半端に大きな走力だけになってしまったため、1週目を過ぎてから集団で走ることができなくなってしまいました。
せっかくためた走力も2週目を回ったところで使い果たし、ゴール前ではへろへろの状態に。
21の走力を残していた選手も、追い込みをかける位置まで届く前にゲームが終了していまい、こんなことならラップでの点数稼ぎに使っておけばよかったです。
最終ラップまで脚を残しながらチームで走行していたSTBさんが1位でゴールして総合得点でもトップ。
選手ごとに3つから4つの数字を選んで進めるだけなのに、集団での駆け引きや、逃げる選手を追いかける展開など、いかにもロードレースになるのがすばらしいです。