HBC加賀例会 10/10

2日開催の2日目。


「ゴア」

4人プレイ。
いつものように資金のアクションを行わずに競りを捨てるスタイルのため、追加アクションが取れずに他のプレイヤーと比べて余裕の無いアクション回しに。
これまたいつものように探検のレベル上げを優先してカード引きに賭けるも、引けども引けどもレベル上げ補助系のカードが来ず。
最終的に1つもレベルを5段階まで上げられずマーカーの得点で差を付けられたのが痛かったです。
手元に7枚残したカードも2枚セットが3組と不発でした。
Twitterのプロフィールで好きなゲームに挙げているだけあって、マーカー、植民地、カード、手持ち資金とほぼパーフェクトに得点したのぶのすけさんの圧勝。
次回からはできるだけ競りに参加できるよう心がけようと思います。
そういえばバランス調整が入った新版が出るという話を聞きましたが、具体的に進んでいるのでしょうか。


イスファハン

早い段階からクレーンが建築できたので商店にコマを置くことに注力すればよかったのですが、キャラバンにも色気が出てどちらも中途半端な状態に。
12点のグループにある商品を妨害でキャラバン送りにされた林道さんが、それならとキャラバンでの得点に注力します。
自分と林道さんとEさんがかなりの接戦の中、最後の手番にキャラバンに商品を送った林道さんが隊商宿の能力でラクダのカードを鬼引きし、それによって建設した建物5点分だけ抜け出して勝利。
ボードの色使いとか独特で自分も最初はとっつきにくい感じがありましたが、ダイスゲーなのに運と戦術のバランスが取れており、なおかつプレイ感も軽いということで、慣れてみるとかなり取り回しの良いタイトルだと思いました。
PC版だと1ゲーム10分くらいで遊べます。
http://www.westpark-gamers.de/download/yspahan_pc.php


「ハンザ・テウトニカ」

3人プレイ。
今回はオリジナルマップに拡張カードを使用。
各プレイヤーに配られたカードには都市が3つ明記されており、その都市にコントールを置いたらそれぞれ1点、3つすべてを支配していれば5点を獲得できます。
3人ともプレイ経験は十分にあるので、相手に干渉しまくりのいやらしくもスピーディーな展開。
アクションの通商路に隣接する都市に腹心を置いて支配したものの、通商路にコマが3個置かれたまましばらく放置されたため、思ったほど得点できず。
後半はネットワークによる得点にシフト。
他の2人はアクション数が4で自分だけ3だったため、このままだと得点差をつけられてしまうと判断し、ボーナスタイルを枯らしてのゲーム終了。
ケルンに腹心を2個置いたよしなりさんの勝利でしたが、3位の自分まで3点差という接戦でした。
拡張カードの目標のうち2つは支配していたので、3つ目を支配していればボーナス得点で逆転できたなあと、後になって気がつきました。
慣れた者同士の対戦は考えどころが多くて疲れますが、その分非常に面白いです。
一見マップがムダに広いように見えますけど、相手に妨害されたときに利益を与えてもそこを取りに行くのか、それとも他の戦略に転進するのかというところで、あの余白が重要になってくるんですよね。


ストラスブール

5人プレイ。
フェルドの作品は基本的に購入しているのですが、最近のゲームでは唯一購入していなかったタイトルでした。
各プレイヤーはラウンドごとに自分のデッキから好きなだけカードを引き、それを好きなように分割します。
分割した数だけそのラウンドのアクションに入札できますが、上位のプレイヤーしかアクションの恩恵を受けられないので、勝負どころを考えないと予定通りのアクションが行えなくなってしまいます。
ゲーム開始時にボーナスカードが配られ、ボード上の自分の配下の位置によって得点が得られますが、手元に残したボーナスカードで達成できなかったものはマイナス得点となってしまいます。
自分は同時に達成できそうな、同じ建物に3つの配下を隣接させるカードと、3の建物に2つの配下を隣接させるカードを手元に残しました。
最初はカードをまとめすぎてアクションの数が少なくなってしまい、それならばとカードを小分けにしたら入札で負けてしまうというダメすぎる展開。
最終ラウンドでは3の建物に配下を3つ隣接できるチャンスがあったのですが、びびってカードを均等に分けたら、絶対1位にならなくてはいけないアクションで競り負けてしまい、2つを隣接させるのがやっとでした。
結局ボーナスカード1枚がマイナス得点となり最下位に。
ボーナスカード5枚全部を手元に残した林道さんが勝利しました。
入札の相場が読みきれず自分のプレイはダメダメでしたが、ドイツゲーム然として手堅くまとまっている印象でした。


「モンスター」

5人プレイ。
数字と同じだけの枚数を揃えることができれば捨てて得点とし、先に15点に到達したプレイヤーの勝利。
場に出た2枚のカードを取るために、手札から出した枚数で入札していきます。
同数の場合は親が落札者を決めます。
落札者は入札に使ったカードを親に渡しますが、他のプレイヤーの入札したカードは場に残り、次のカードの競りに使用されます。
競りゲームとしては特殊なシステムで、最後まで掴みどころのない感じでした。
最初に11のカードで得点してからは、まったくカードが揃わないままゲーム終了。


「ブレーキングアウェイ」

選択ルール全部入れで6人プレイ。
とにかく脚を使ってでも集団から離されないようにするのがコツのような気がします。
1週目のラップで得点を稼いだyoshyさんは中盤で失速。
自分は2週目のラップでは得点したものの、ゴール前で力尽きて最終は3位と6位どまり。
最終ゴールの得点が大きかったよしなりさんに1点差負けの2位という悔しい結果でした。


他に「舞星」、「髑髏と薔薇」をプレイ。