新潟県央ボードゲーム会 10/16

サンファン

4人プレイ。
日本語版が出た頃に購入して何回かプレイしてから久しぶりのプレイでした。
かなり戦略研究が行われているゲームではありますが、いかんせん勝ち筋などまったく分からない状態だったので、とりあえず手札にあったギルドホールを得点の軸とすることに。
生産施設を建設して出荷で回そうとしましたが、効果的に使用できたのは交易所くらいで、かなり効率は悪かったです。
かなりやり込んだというタカハシさんが12個の建物を建設して圧勝。
当時はボードゲームに復帰したばかりでマルチゲームの呪縛から解かれておらず、拡大再生産系のなんたるかが理解できなかったのですが、今になってようやくこのゲームの面白さを理解した次第です。


トランスアメリカ

にしさんが到着して5人となり、あと1人来るまでに短めのゲームをということだったのでリクエストさせてもらいました。
アメリカを舞台に線路を引いていき、最初に配られた5つの目的地をすべてにつなげることを目指します。
線路はつながっていれば他のプレイヤーの線路も共有できるのですが、拡張ルールの色付の線路は持ち主しか使用することができません。
だれかが目的地をすべてつなげたらラウンドが終了し、残りのプレイヤーは線路の不足分がマイナスポイントとなり、バーストしたプレイヤーが出たらゲームが終了します。
今回は2ラウンド目でSTBさんがバーストして早期終了となり、2ラウンドともすべての目的地をつなげたにしさんの完勝で終わりました。


「産業の時代(日本マップ)」

3人プレイ。
前回のプレイの反省に基づいて、東京に港を建設してのスタート。
借金をしまくって紡績所と工場を建設し、まとめて出荷して一気に借金を返済することを繰り返し。
終盤に行き先がなくなってから新潟から海上連絡線を使って北海道に炭鉱を建設しました。
STBさんがカードを引ききってゲームが終了。
紡績所、工場、船での得点は全員が同じくらいでしたが、1人だけ港をすべて置ききったアダチさんの大差勝ちとなりました。
せっかくの日本マップですが、炭鉱や鉄工所からほとんど得点できず全員が同じような戦略になるため、ゲームの展開が単調に感じてしまうのが残念です。


エヴァンゲリオンカードゲーム使徒襲来」

最初のテレビ放送が終わったくらいのコミケで購入した同人カードゲーム。
同人といってもイラストに起用されているのは、あさりよしとおうたたねひろゆき井上純弌といったプロの作家で、どういった経緯で販売に至ったのかは不明。
システムはいたってシンプルなトリックテイキングで、リードしたカードと同じ色か数字のカードでマストフォローしなくてはなりません。
大きい数字を出したプレイヤーがトリックを取り、黒いカードだけがマイナスのポイントになります。
システムがシンプルなだけに普通に遊べました。


「ブレーキングアウェイ」

5人プレイ。
途中で3台が集団から先行してしまったり、2週目直前で大逃げを打ったにしさんを追走したりで、ゴール前で失速するかと思われましたが、他のプレイヤーも脚が残っていなかったため、4台とも入賞しての勝利でした。
トラックでなく通常のコースに置き換えて(実際BGGには直線のコースがアップされてます)、上り坂のルールなどを追加してはと考えてしまいますが、システムがシンプルだからこその完成度なのでしょう。


「メルカトル」

4人プレイ。
契約に必要な商品をことごとく上家に取られてしまい、なかなか同行することができない展開。
打開策でニューファンドランドの契約とボーナスカードを集めてみたものの、移動のコストが高いために2回しか移動できませんでした。
STBさんはウエストファリア条約にあと一歩及ばず、建物カードの得点で今井さんが勝利しました。


ワイアットアープ

3人プレイ。
にしさんと$20,000前後で接戦でしたが、にしさんが2人のお尋ね者カードに隠れ家カードを出されてしまい、自分がお尋ね者1人の賞金を独り占めでゲーム終了。
中盤までは出せるカードも手札に入れたままにして、できるだけ一気にオープンしたほうが効果的ですね。


「もっとホイップを」

5人プレイ。
親が切り分けたケーキを順番に一切れずつ取っていきます。
親は最後に取るので、できるだけバランスよく切り分けないと自分が残りカスを引くことになってしまいます。
取ったケーキはすぐに食べてホイップの数だけ得点するか、残したものは種類ごとに最多枚数であれば書かれた数字が得点になります。
切り分ける側も取る側もそれぞれ悩ましく、それでいて初心者からプレイできる好ゲームなのですが、切り分ける手番が均等になるよう5人でプレイしないとバランスが取れないのが難点。
残したケーキの得点が一番多かった馬場さんに3点差負け。


ケルトタイル」
今井さんが帰られて、もう1卓がまだプレイ中だったため、残った4人で時間つぶし的に。
タイルを1枚とって、「ケルト」と同様に同じ色で降順か昇順で並べていきます。
何も手を付けない色だと0点ですが、並べ始めて2枚までだとマイナス得点になります。
同色で4人が並べ始める展開でマイナスにならずにすみ、アダチさんと同点勝利でした。
プレイ時間も短く、めくり運が強いので手軽にプレイできます。
自分的には拡張を使わない基本の「ケルト」ならこちらで十分ですね。


イスファハン

4人プレイ。
早い段階でクレーンを建設できたものの、キャラバンとどっちつかずになってしまい得点が伸びず。
とにかくラクダが獲得できずに苦しんでいたタカハシさんですが、それならばとキャラバンへの送り込みに注力し、他にキャラバン戦略を取るプレイヤーがいなかったため、3日目まで生産されることなく得点を確保。
3日目に馬場さんが商店にキューブを置きまくって猛追したものの届かず、タカハシさんの勝利になりました。
クレーン最強説が初見での印象に過ぎないことのお手本のようなプレイでしたね。


「ごいた」

自分とSTBさん、タカハシさんと馬場さんのペアによる対戦。
久しぶりのプレイで勝負勘を取り戻すのに時間がかかりましたが、STBさんとのカードの相性がよかったため順調に加点。
最後は王2枚、飛車、銀4枚と負けようの無い手札で50点を獲得して勝利。