K2拡張「Broad Peak」

マイフェイバリットゲームである「K2」の拡張が届いたので、週末のゲーム会に備えてソロプレイをしてみました。
ブロードピークとはK3のことで、K2から8kmの距離にある世界で12番目に高い山です。
1990年以降の死亡率は8.6%とのこと。

それぞれ異なるマップに対応したシナリオが2つあり、今回はソロプレイができるシナリオ1の「RACE TO THE TOP」をプレイ。
システムでの変更点は日程が3日間短くなり、手札から3と2の順応カード、1の移動カードが抜かれた上にテントを使用しません。
代わりに登山家は移動力を消費して雪洞を彫ることができ、テントと同様に順応ポイントを1回復してくれますが、2日たつと自動的に消滅します。


天候は夏。
とりあえずはあまり考えずに、基本ゲームと同じようにプレイしてみることに。
7,000mまでの距離が長いため、そこまでは天候の影響も無く順調に登っていけましたが、やはり大きな順応カードがないために順応ポイントがじりじりと減っていき、1人目の登山家は7,000mを越えたところでギブアップして下山。
しかたがないので残る登山家でアタックと思いましたが、終盤に7,000以上での悪天候が出たこともあって、こちらも体力の維持でせいいっぱい。
結局は7,000mを少し下ったところで1人が死亡してしまいました。

とにかく順応ポイントのマネージメントがシビア。
おそらく雪洞の使い方にコツがあるのだと思いました。
雪洞はそこに登山家がいなくても2日間は存在するので、1人の登山家が雪洞で1日過ごしたら、もう1人の登山家が次の日に連続して使用できるように、2人の登山家が連携して登っていくのではないかと。
これが多人数プレイになると他のプレイヤーに雪洞を横取りされる可能性もあり、これは熱い闘いになりそうな予感。

ちなみにシナリオ2の「BROAD PEAK TRAVERSE」では、登り降りだけでなく横断の要素が追加されます。
3つある頂上に到達するとそれぞれ得点チップを獲得でき、東西のポイントを両方通過した登山家は得点チップの枚数に応じてボーナス得点が与えられます。
こちらはテントを1つしか使いませんが、いずれかの登山家が移動力を使って収納し持ち運ぶことが可能。
いずれのシナリオも単なるコースのアレンジにとどまらずに新しい要素が加えられており、週末のゲーム会でプレイするのが楽しみです。