OASE新潟 11/13

「スーパーヒーローvs悪の帝国」

3人プレイ。
モンスターメーカー」のヒットを皮切りに数多く作られたミルボーン系カードゲームの1作で、悪の帝国となって地球征服を目指します。
イラストが藤原カムイだったりガイバーなど当時のヒーロー物のパロディが多いこともあって、今でも好事家には人気があるようです。
悪事カードを出していって100ポイントを達成したら勝利しますが、他のプレイヤーからヒーローによる妨害を受けることもあり、その場合には戦闘員で計画を守らなければなりません。
第3次世界大戦の勃発が5ポイントしかないのに、幼稚園バス乗っ取り計画が20ポイントあったりするのがいかにもな感じ。
古い国産ゲームなのでシステム的に洗練されているとは言えず、最後は悪事カードの引き合戦の結果、桜井さんの勝利となりました。
同じようなミルボーン系ゲームなら、自分的には「銀河英雄伝説 帝国の進撃」がテーマとの親和性も高くて好きです。


「ホームスティーダーズ」

4人プレイ。
今回も第1ラウンドはしゃがんで第2ラウンドに金鉱を建設。
その後は法律事務所と精肉工場で、毎ラウンド6点を獲得できる体制に。
最終ラウンドに駅からターミナルの建設を狙ったところオークションが高騰し、借金が3枚残っていたためこれ以上借金は積めないと断念してパス。
それでも大量に余ったチップによる売買の得点で51点まで持っていけましたが、教会やサーカスといった得点の高い建物に加えて、従業員7人で得点できる建物を3枚建設していた池田さんが61点と圧倒的なスコアで勝利しました。
池田さんは牧場で従業員のコストが削減でき、毎ラウンド銀貨7枚の収入があったのが大きかったです。


シンガポール

3人プレイ。
ホワイトゴブリンの新作です。
配置した建物タイルの上で自分のコマを移動させ、1回の手番では3つの建物で効果を使用することができます。
4種類の商品のうちアヘンだけ特殊ルールがあり、非合法な黒いタイルを置いたり使用した場合にはチットを引いて、白のチットが出たらアヘンと黒いチットの合計がもっとも多いプレイヤーに手入れが入って罰金を払わされます。
どうすれば効率よく資源や資金を増やすことができ、最終的に得点と交換することができるのか、かなりパズルチックな思考を要求されました。
毎ラウンドごとに得点がもっとも低いプレイヤーがファーストプレイヤーになるため、序盤で出遅れたカサヤさんにファーストプレイヤーが固定されてしまい、ずっと手番が最後になって効果的なタイルがなかなか引けなかったのがきつかったです。
池田さんは非合法な建物を優先して使用していたため手入れによる損失もくらっていましたがをくらいつつも、高い交換レートで集めた商品と資金で高得点の建物タイルを使用して他の2人を突き放します。
最終ラウンドでようやく高得点のタイルが使用できてかなり差をつめることができましたが、それでも1点及ばずに2位。
ゲームとしてはまずまずですが、基本的にはら商品と資金の交換を行うだけなので、コンポーネントから受ける印象からだとやや単調に感じられました。


「大噴火」

リクエストがあって4人プレイ。
前の日記で温度設定がおかしいと書いたのですが、プレイ中に摂氏ではなく華氏表記だという指摘があり、それならばまあ分からなくもないと。
全員が攻撃的なプレイだったため、中立の村には目もくれず、とにかく他のプレイヤーの村に溶岩流を引き込もうとする展開になりました。
自分は中央の噴火口から流れてくる溶岩は右側の山田さんの方へそらすことができたのですが、隣接して置かれた新しい噴火口に対処しておらずに温度が急上昇。
上限の290度に到達してしまい、その時はなんとか雨カードで対応したものの、最後の手番で防壁を破られて最下位に。
雨カードを2枚出した安達さんが230度で勝利。
どちらかといえばバカゲーの部類ですが、前回同様プレイ自体は盛り上がったので、勝ち負けに執着しなければ好ゲームなんだと思います。
ゲーム終了後の感想戦で雨カードを引いた者勝ちじゃないかという意見が出ましたが、正直否定はできません。


ストーンエイジ

4人プレイ。
久しぶりのプレイで展開とかすっかり忘れていましたが、食料で苦しんだことだけ覚えていたため、本来ならば子作りをすべき最初のアクションで開墾を選択したのが大間違い。
おかげで下家のカサヤさんが2回連続で子作りすることができ、序盤からワーカーの数でアドバンテージを与えてしまいました。
おまけに中盤以降は開墾を行わずに技術に特化したので、最後まで狩りに人員を割かなければならず、資源の獲得に回せなかった分ゲーム終了時の得点でかなり差をつけられていました。
文明9×6の54点で人並みの得点にはなりましたが、人口10×5の50点と文明5種類25点を上乗せしたカサヤさんが頭一つ抜け出しての勝利。
当たり前ですけどワーカープレイスメントはワーカーを増やしてなんぼですね。
ゲームとして面白いですし、ダイス運があるのでガチすぎずに軽くプレイできるのは評価するのですが、もうちょっと得点がタイトだったらなあと。