新潟県央ボードゲーム会 11/20

「チャイナ」

3人プレイ。
シャハトの最高傑作とも言われる「王と枢機卿」のリメイク作。
自分も持っているのですが、だったら「王と枢機卿」をプレイした方が、となってしまって未プレイのままでした。
マップ以外で大きな違いは中間決算がないことくらいでしょうか。
中央の国に公使を置くタイミングを誤ってしまい、一手差でSTBさんに抑えられてしまったのが痛かったです。
同盟での得点をあきらめ、邸宅や道ボーナスの得点で挽回を図りますが、2点差及びませんでした。
いざプレイしてみると悩ましさは変わっておらず、こちらでも十分面白かったです。
マップが均等に構成されており、場札も4枚に増えて自由度が上がっているため、全体的に癖がない感じで万人向けにリメイクされているように感じました。


「トランス・ヨーロッパ」

6人プレイ。
マップが変わっただけで、やることは「トランス・アメリカ」と何も変わりません。
手番に線路を2本ずつ引いていき、他のプレイヤーの引いた線路につながれば共有の線路として使用することができます。
だれかが6ヵ所すべての目的地をつなげたらそのラウンドは終了し、他のプレイヤーは足りなかった線路の数だけ減点になります。
2ラウンド目に今井さんがバーストしてゲームが終了し、マイナスが3点で一番少なかったはむさんの勝利。


けいおん!カードゲーム」

3人プレイ。
同人ではなく京アニショップで販売しているコミュカシリーズの1作。
列の左右に色がつながるようメンバーを並べていき、5人全員がそろったら捨て札にして、また新しく列を作っていきます。
最初に手札がなくなったプレイヤーの勝利。
基本的にアニメグッズなので、とりあえずはゲームの体をなしていますというレベル。
同じシリーズの「涼宮ハルヒの憂鬱」も以前にプレイしましたが、こちらもなかなか勝利条件を達成できない無理ゲーだった記憶が。


「シャドウハンター」

5人プレイ。
引越しの作業中に出てきたので持ち込んでみました。
絶版と聞いてあわててスリーブに入れるとか俗物ですね。
自分はシャドウ陣営の未知なるものを担当。
オルグ、ヴァンパイアと脱落して両陣営ともリーチ状態になったところ、ここからは誰を殺しても勝利するチャールズのSTBさんに自分が殺されてゲーム終了。
やはりもうちょっと人数が多い方が楽しいかな。


エンデバー

5人プレイ。
県央ボードゲーム会ではかなり評価が高いようですが、実際面白いゲームです。
大航海時代の植民地支配がテーマで、各プレイヤーが建築、文化、財政、政治の4つのパラメータをどう上げていくかで戦略が変わっていきます。
序盤にヨーロッパで征服したエリアがことごとくSTBさんとバッティングしてしまったため、先に軍事力を手に入れたSTBさんの攻撃目標にされてしまいました。
自分は政治を上げて資産カードでの能力アップを狙いましたが、建築レベルを上げなさ過ぎて
航海のアクションを増やせず、レベルの高いカードが取れずに伸び悩み。
早々に奴隷解放されてしまい、終盤はレベル1の建造物しか建てられなかったのが痛かったです。
最終ラウンドでは自分の得点を伸ばすよりもトップを叩いた方が得点差が縮まると判断し、軍事でSTBさんを3点削ってゲームが終了。
はむさん、安達さんが54点で同点勝利となり、STBさんは1点差の53点と結果的に自分がキングメイカーでした。
自分は47点と久しぶりだった前回よりは形になりましたが、まだまだパラメータ管理が下手すぎます。


「シャドウハンター」

7人プレイ。
参加メンバーが増えたところでもう1回プレイ。
自分の担当はニュートラルのアリーなので生き残ってさえいれば勝利するのですが、HPが少ないのがウィークポイント。
思わぬ大ダメージをくらってHPが残り少なくなったため、しかたなく正体を明かして特殊能力により全回復することになったのですが、アリーが死亡したと勘違いした安達さんが自分がダニエルであることを公開してしまいました。
アリーはダニエルが最初に殺されることで利条件を満たしても同時に勝利できるのですが、ダニエルより先に殺されればダニエルのサドンデス勝利も無効にできるということで、2人以外の全プレイヤーから集中攻撃を受けてしまって早々に脱落。
その後は、はむさんのフランクリンが今井さんの狼男を攻撃したところ、特殊能力の反撃で5ダメージをくらって死亡。
しかし手負いの状態をブラクさんのチャールズに攻撃されて死亡し、それが3人目以降の脱落者であったためチャールズが勝利条件を満たして勝利しました。
久しぶりにプレイして面白かったので、追加キャラクターを使ってみたいと思いましたが、メーカーのサイトが閉鎖されているため画像がダウンロードできず。
ヤフオクでも本体とセットで3万5千円以上と高騰しているので、しかたなく英語版を注文しました。


フィレンツェの匠」

4人プレイ。
だいぶ前に新版を購入してあちこちの例会に持ち込んでいながら、他の人にプレイされたことはあっても自分がプレイしたことがないNTR状態でしたが、今回ようやく日の目を見ることができました。
ルネッサンスのイタリアで芸術家の後援者となり、自分のボードに建物や景観を設置することで芸術家の制作意欲をかきたて、より価値の高い作品を完成させることを目的とします。
競りやタイル置き、カードごとの勝利得点などルールを読んだ時点では複雑な印象だったのですが、実際にプレイしてみると行えるアクション数が限られているのでプレイ感はそれほど重くはありませんでした。
逆に限られたアクションをどのように計画するかが重要なゲームで、競りでの相場感も重要なため、初プレイで勝ち筋を把握するのはなかなか難しいと思います。
最初のラウンドの競りで建築家を高値で落としてしまって金欠状態になり、作品ポイントを上げるのにカードを取らなくてはならず、かなり効率の悪いプレイになってしまいました。
早くから手品師を2個手に入れたSTBさんがコンスタントに作品を完成させて勝利。
あとから調べたら、手品師や建築家などそれぞれに特化した戦略があるようですね。
競り好きにはかなりやり応えがあるゲームではないかと。


「ホームスティーダーズ」

3人プレイ。
今回も2ラウンド目に金鉱を建設。
銀行が思ったよりも活用できて借金タイルもなく順調な展開。
最終ラウンドは駅からのレストラン建設で15点追加の予定でしたが、ブラクさんと入札勝負となってしまい、結局$21で競り落としはしたものの不足分で借金タイルを5枚引かされてしまいました。
借金でマイナス15点となり獲得した得点をすべて失ってしまいますが、競りから降りた場合の得点と、ブラクさんが建設によって獲得する得点を考えたらやむを得ないという判断でした。
自分は借金を差し引いて35点。
しかしながら借金を差し引いて35点だった自分に対し、ブラクさんは手元に残った金5個による10点と精肉工場で毎ラウンド4点の得点によって38点と、どちらにしても競り値を上げられた時点で勝ち目はありませんでした。
慣れてくると精肉工場がかなり強いように思えてきましたが、BGGでもそういった意見が多いようで、デザイナー自らがコストと勝利点変更のオプションを提案していました。
コストが「木材1、家畜1」だったのを「木材1、家畜1、金1」に変更し、勝利点を「2点」から「4点」に変更するというものです。
今度プレイするときには採用してみようと思います。


他に「髑髏と薔薇」、「ケルトタイル」、「ごいた」をプレイ。