OASE新潟 1/8

「キング・ルイ」

5人プレイ。
OASEがゲームはじめという人もけっこういたので、辰年にちなんでドラゴンの出てくるこれをとタカハシさんからのリクエスト。
毎ラウンド王様の前に並べられた料理を1種類か山札から1枚を取っていき、残った料理は王様が取ります。
ゲーム終了時に王様が取ったカードの枚数がその料理の得点となるのですが、王様よりも食べ過ぎると0点に。
ドラゴンを取った場合には王様の料理を2枚食べてしまうことで他のプレイヤーの得点を削れますが、それよりは料理を取ったほうが得点効率はよさそう。
カードを取っていくだけなので非常に軽く、本当に15分で終わってしまいました。
王様より食べ過ぎないよう手堅い料理ばかり取っていたので得点は伸びず。
1点差でタカハシさんを抑えた池田さんの勝利。


「エルフェンランド」

5人プレイ。
こちらも移動手段としてドラゴンが出てきます。
第1ラウンドは目的地を6ヵ所クリアと順調な立ち上がりでしたが、第2ラウンドでカードが揃わず3ヵ所しか回れずに失速。
とにかく筏のカードが1枚ずつしかこなくて水路を利用できないのには苦労しました。
ゴール地点には到達したものの4ヵ所クリアできずに4位。
順調すぎたため第3ラウンドに障害物を3枚も置かれながら、うまくかわして5ヵ所をクリアした池田さんが余裕で勝利するかに思われましたが、最後にカードが合わず18ヵ所どまり。
最終ラウンドに6ヵ所クリアしたタカハシさんが完全踏破で逆転勝利。


「グラン・クリュ」

3人プレイ。
一昨年に発売された一連のワインゲームの中の1作。
自分も購入したものの「ヴィニョス」「王様のブドウ園」と今イチ自分には合わなかったため、なんとなく先入観からプレイする機会を失ったままになっていましたが、池田さん的にはお薦めゲームだということでようやくプレイ。
まったくの無一文からワイン畑を購入し、熟成させて出荷させるまで流れを繰り返して少しずつ経営を軌道に乗せていきます。
借金を誰かがすべて返済し終わった時点でゲームが終了し、持っている畑の種類による得点を加算して勝者が決まります。
毎ターンごとに限界値まで借金ができますが、利子を払わなくてはならないので、勝ち負けを考えるとそのターンにどれだけ必要になるのかを見越した計算も必要。
今回は初プレイでタイル入札の相場が分からなかったため、とりあえず35フラン借金してゲームを開始しましたが、結局15フラン余ってしまい、利子で2フラン余分に支払うことになりました。
池田さんが高値で売れるけど熟成期間の長い紫のブドウ畑を集めたため、自分はそれよりも熟成期間の短い赤のブドウ畑で勝負することに。
とにかく経営が安定するまでは借金を重ねながらひたすら我慢し、ようやく熟成の時期になって出荷による収入が入ってくれば借金返済にターンオーバー。
池田さんとは借金で21フランの差があったので、なんとか逃げ切れるという計算でしたが、完済する直前に樽1個の熟成を一段階進められる改良タイルを取られてしまい、紫のブドウ7個を最高値で出荷されて逆転負け。
自分が技術タイルを取りにもいけたのですが、そうすると今度は借金を完済できなくなるというジレンマでどうしようもなかったです。
全体的に地味な印象なので訴求力には欠けますが、思っていたよりもぜんぜん面白かったですね。
ゲームの終了だけでなく、毎ターンが何ラウンドで終了するのかもプレイヤーしだいといううのが非常に悩ましい。
これなら処分せずに持っていてもいいかな。


「ドラゴンイヤー」

4人プレイ。
年始回りでどこに行っても酒を飲まされるみたいな感じでこのゲームが出てきますね。
今回は万里の長城と特別なタイルの拡張全部乗せでのプレイ。
特別なイベントは得点タイプのものを除いたものからランダムに選ばれ、強制的に宮殿タイルが2枚取り除かれる地震となりました。
長城アクションが追加され、手番が最下位でもアクションが2択になるということで、今回は手番マーカーを無視して効果の高い人物を取りにいく戦略を取りましたが、やはりアクションの選択肢がないというのは厳しく、アクションを取らずに持ち金を3元に戻すことをしばしば強いられる展開に。
稲作を無視したため宮殿を増やすことができず、毎ターンごとの得点でも差をつけられ、断トツの最下位で終わりました。
特権と宮殿でコンスタントに得点を重ねた野田さんが、人物でも大量に加点して勝利。
久しぶりに万里の長城を使ってみましたが、初めてのときよりはそれほどバランスに影響はないように感じました。