朱鷺荘ゲーム会 10/1

サークルの後輩と4人のゲーム会。


「YOMI」

ふくたろさん以外の2人が遅れそうなので2人用ゲームを。
カプコンに代表される格闘ゲームのカードゲーム。
お互いにキャラクター1人のカードデッキを持ち、同時に1枚ずつ公開して判定していきます。
判定は、攻撃は投げに勝ち、投げは防御と避けに勝ち、防御と避けは攻撃に勝つというように、デッドオアアライブのような3すくみ。
自分はプレイしたことはありませんが、システム的にはギルティギアがもっとも近いらしいです。
どちらも攻撃や投げだった場合には、技のスピードが早い方が勝利します。
攻撃や投げが決まれば続けてカードを出してコンボを決めることもでき、同じ数字の必殺技をまとめて出すことで大ダメージを与えたりと、まさしく格闘ゲームそのもの。
ふくたろさんはスト2でいうところのリュウに相当するグレイブを担当し、自分は炎による遠距離攻撃系っぽいジャイナを担当。
中盤までは読み勝ちが続いてグレイブの体力を順調に削っていけたのですが、投げに行ったところをAのカード4枚からなるトゥルーパワー・オブ・ストームを出されて一気に体力の半分以上の45ダメージを喰らってしまい、最後は必殺技のライトニング・クラウドでノックアウト負け。
おそらく格闘ゲームにおけるほとんどの要素が組み込まれており、逆にこれなら普通に格闘ゲームをやればいいのではないかと思える再現度です。
アナログゲーム的にはじゃんけんなので、読み合い勝負というのも格闘ゲームそのまま。
しかたがないことだと思いますが、10種類あるキャラクターのいずれもが既存のキャラクターをモチーフにしておりイラストのクオリティも微妙なこともあって、どうしても亜流な感じが拭えないのが惜しいところ。
いっそのことカプコンあたりが自社のキャラクターで販売すればけっこう需要がありそうな気もします。
その前にコミケあたりで同人版が出そうですが。


「ジェットセット」

ヨーロッパを舞台にした航空会社の経営というと「エアライン・ヨーロッパ」がありますが、それよりはもっと直接的で、「乗車券」に近いシステムになります。
手番では、新規の空路を開拓する、飛行機を置く、獲得したフライトカードから収入を得る、フライトカードを取る、の中から1アクションだけを行えます。
フライトカードは必要な空路から自分の飛行機を取り除くことで獲得でき、より長い空路ほど得点が高くなっています。
2枚ずつ配られた最終フライトカードのどちらか1枚を達成すすることでゲームが終了するので、最初からそれに必要な路線をどんどん抑えていければよいのですが、初期資金だけでは空路を2〜3本開拓すれば枯渇してしまうため、とりあえずは場に出ているフライトカードを獲得して資金源としなければなりません。
収入もアクションとなっており、他のプレイヤーの空路に自分の飛行機を置くのに追加費用が必要となるので、効率の良い運営を行わないと必要な資金を確保するために無駄な手番を消費することになってしまいます。
今回のプレイでは、前日に届いたばかりの拡張セットからアメリカや日本といったヨーロッパ圏外への空路を使用。
2枚のうち、ミラノからストックホルムを経由してアムステルダムへ向かう最終フライトカードのための路線作りを狙ったのですが、中央の空路を先に取られてしまい、自分の空路が各地に分散する状態に。
対照的にスペイン周辺に連続して空路を確保したたいささんが、効率良くフライトカードを獲得していって選考しました。
それでも大都市を結ぶ環状ラインを作ることができてからは、長距離のフライトカードの獲得が容易になって一時的にトップに。
ここで中距離カードをもう1枚欲張ろうとしたところで、たいささんが最終フライトカードを達成。
最終フライトカードを達成した後はプレイに参加できなくなりますが、手番ごとに1個2点となる飛行機コマをカードの上に乗せていき、それが5個になればサドンデスとなります。
他のプレイヤーもあわてて最終フライトカードのためのコマ置きに奔走。
なんとか全員が最終フライトカードを達成してゲーム終了としたものの、飛行機コマの得点によるアドバンテージは詰められず、たいささんの勝利となりました。
ちょっと地味な印象はありますが、自分的にはかつかつなゲームは好きなので楽しめましたし、他のプレイヤーからの評価もまずまずでした。
さすがに全員初プレイだったので、ヨーロッパ圏外の空路はほとんど利用されなかったです。


「ルナ」

2人が初プレイだったので、セットアップ済みの状態でのプレイ。
できるだけ修練士を増やして神殿に送り込む戦略で中盤まではリードしていたのですが、津波をまったく取らなかったので再配置ができずに島での活動が限定されてしまい、月の巫女での得点にあまりからめず、聖堂の建設も停滞することに。
ひたすら月の巫女を追いかけ、評議会での地位を最大限まで上げきったたいささんに5点差負け。
ちょっと合わない感じがして自分のゲームは手放してしまっていたのですが、久しぶりにプレイしてみたらゲーム慣れしていたこともあったのか、ストレスを感じることもなく楽しめました。


「世界の鉄道カードゲーム」

こちらも拡張が届いていたので、その中からレールバロンカードのみを使用。
他の拡張は、線路の色を途中で変更できるスイッチや、既存の都市間を線路でつないで商品を運送できるようにするトンネルなど。
ゲーム開始時にプレイヤーに1枚ずつ配られ、指定された商品を運送したり、機関車の数が単独でトップだった場合など、条件を満たすと追加得点を獲得できるようになっています。
商品の運送で得点を稼ぐふくたろさんとたいしさんとの差を、都市の支配権を奪うことで挽回しようと線路カードを集めていましたが、価値の高い都市を取ることがなかなかできず。
基本ゲームでの得点ではふくたろさんとたいささんが同点でしたが、バロンカードの得点を加えるとたいささんの1点差勝ち。


他に「舞星」をプレイ。